迷馬の隠れ家 はてな本館

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あどランアーカイブ その39(真面目な時事ネタも面白くw)

“あどラン”のもうひとつの横顔として、報道番組の補足的要素があるというのは以前説明したとは思うが、時に真面目なネタのハズがどこをどうしたらそうなるのか“予測不能”な脱線話になる事がちょいちょいあった。例えば、選挙に関する豆知識(公職選挙法に引っかかる行為は何かという事)を説明しようとして、コント部分で共演していたアナが、機材(ハンドマイク)の取り扱いを間違えてハウリング(マイクとスピーカーが共鳴して、不快な音を出す現象)を起こした途端に出演者全員が笑い転げるという事態に発展した事があった。(その後の説明がボロボロだったのはいうまでもないがw)

もちろん、企画の関係上ガチガチのネタ(脳死者からの臓器提供による移植の話とか…)もあったが、基本的には“脱力系”で解説した方が解りやすいという事もあって、ミニコントによる例題に即して解説をするケースが多かった。そんな中でも秀逸なのが“旧札vs新札”というネタ。旧札の3人(聖徳太子伊藤博文大隈重信)と、当時の新札(福沢諭吉新渡戸稲造夏目漱石)がトークセッションをするという設定のヤツ。だけどコレの人選が、あんまりにもふざけ過ぎというか…ま、視聴者に解りやすくて且つ、アナウンサーの可能性を広げたネタという事もあって、当時JNNアノンシスト賞のグランダプレミオ(大賞)をなぜか(苦笑)受賞した。
ま、そんな事もあってか、“あどラン”という番組はいつしか、JNN系列局では知らないモノはいない“MBSの名物番組”という地位を確立する事になる。そしてそれはいつしか、全国のアナヲタ達垂涎の深夜番組として知れ渡る結果となったのはいうまでもない。