迷馬の隠れ家 はてな本館

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あどランアーカイブ その46(“じゅん&けい”を覚えてますか?)

このカテゴリー、かなりご無沙汰な気もするが、そこは気にせずサクッといきますかw タイトルを見てピンッと来た方、ハイ、毒されてますよ〜w そうです、角アナと啓ちゃんの“黄金コンビ”の話です。“My favorite announcer”シリーズでは説明を除外したんで、こっちのカテゴリーでこの話を取り上げます。元々“関西人がコンビ組むと、ヘタな漫才師より面白い”などといわれがちですが、この2人、まさにその“典型的関西人”のノリで、毎回の如く“漫才モード突入w”は、“あどラン”でもある意味“お約束”な部分でもありました。でも、その裏には、角アナの“先輩”としての葛藤と、啓ちゃんの“後輩”としての葛藤がありました。

そもそも、角アナと啓ちゃんがコンビを組むきっかけは、“MBSナウ”の年末特番内の中継で、中継現場にこたつとカセットコンロ(当然鍋付きw)を持ち込んでの“こたつコント”が始まりだったと記憶してます。でも、“あどラン”本では、それ以前からやってたらしい記述(1984年11月21日放送分)があります。ともかく、2人ともテレビ・ラジオを通じて当時は“売れっ子”アナであったのは間違いなく、しかも関学の先輩と後輩という関係である。コレがどう関係するかと言いますと…つまり、ボケとトッコミの役割が(たとえ仕事上とはいえ)逆転してる訳ですw
というのも、実は番組内でコントをやる時、そのネタを作ってるのが啓ちゃんの方で、角アナはその“おっとり系”の性格が仇となって、先輩なのに“ボケ”担当になってしまうのです。必然的に啓ちゃんは“ツッコミ”役ですから、ネタ合わせでも実際は、かなり躊躇してたんだそうです。とはいえ、当の角アナは、啓ちゃんを信頼してるモンだから、どんなボケネタでも演じ切ってしまう訳でして、それをツッコもうとすれば、普通だと後がコワいから頭をどついたり胸元を叩くなんてできません。が、通常の漫才だとそれは通用しません。だから、ボケた時には相方(ツッコミ)は、相手(ボケ)が年上でも芸歴に関係なく“ツッコミ+殴りアクション”を用いて笑いを誘うのです。
当然ですが、“ボケ”担当は、相方が年下でも芸歴に関係なく“叩かれ役”に徹しなければいけないし、陰で反撃(ボーナス査定でマイナス評価、人事に掛け合わせて他部署へバシルーラ等)を行う事は“御法度”です。つまり、“あどラン”や“MBSナウ”等でのコントや芝居での所作は、あくまで視聴者を楽しませる為のモンであって、普段の部分ではそれは通用しない…その弁えた姿勢だったからこそ、4歳差のデコボココンビが成立した訳です。
じゃ、今はどうなったかと言いますと…実は、“ちちんぷいぷい”の月曜日に、その“迷コンビ”はそろって登場してるんですねぇw