迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

最強のサテライトスタジオw〜“われラジ”強化月間2週目〜

さて、みなさんは“サテライトスタジオ”ってヤツを、見た事がありますか?大阪市内だと、MBSだとなんばパークスUSJにそれぞれラジオブースがあり、fmosakaだと大阪丸ビル内にあるタワーレコードの一角とかにあるんだが、CRKにも歴とした“サテライトスタジオ”がある。基本的に、本社スタジオから離れた場所にある、常設の放送用スタジオブースをさすんだが、CRKの場合は2カ所ある。とはいえ、実際に放送で使ってるのは平日の昼間に放送されている“さんちかときめきタイム”の時に使われる、“さんちかスタジオ”ぐらいで、本社の商業施設エリア内のスタジオは、使ってるトコをほとんど見た事がない。(訪れる時間帯が悪いせいかw) だが、この“さんちかスタジオ”には意外な歴史と“悲しい話”が存在するのはご存知だろうか?

本題に入る前に、この“さんちか”に関して、軽くではあるが説明しておこう。そもそもは高度成長期の頃…丁度神戸の街から市電が消えてしまう頃に三宮周辺の再開発が計画され、その際に急速なモーテリゼーション下のあおりで大気汚染が心配な状況になって訳である。そこで、神戸市役所までの区間の地下に、巨大な歩行者専用道路を設けた訳である。ただ、単なる通路だったら誰も利用しないだろうし…という事もあって、ショッピングモールをその通路内に作り上げた…という訳である。
で、現在の“さんちかスタジオ”は三宮駅連絡口である“夢広場”付近にある、こじんまりとしたDJブースだが、元々はもう少し南に下ったトコらへんに、全面ガラス張りのステージ状のスタジオが存在していた。なんでこんなデカいスタジオを持ってたかといえば、それはテレビ免許取得後の事を踏まえた上での“先行投資”的部分もあった訳である。ぶっちゃけた話、“われラジ”の初期に書いた第4章を参考にされるとわかるんだが、現在みたいにラジオの放送だけならそんなに広いスタジオでなくても何とかなるんだが、作られた当時はテレビ放送での利用も考えられていたため、ちょっとしたステージ状になってた訳である。また、公開放送の場としての役目もあったため、ちょっとした観覧席を設営できるよう工夫もされていた。が、時代とともにさんちかでの公開放送をやる事も減少し、また、放送の度に市役所へ向かう人の通行を妨げていた事もあって、その役目を見直され、現在の位置へ移動する事になった訳である。(詳しい事は、西川先生のトコで調べてもらうとありがたい。)
言ってみれば、この“さんちかときめきタイム”という番組は、かつてのサテライト時代の名残みたいな部分であると同時に、さんちかそのものの宣伝番組の意味合いがある。なぜなら、この番組は通常、平日の12:10から20分間放送されているが、後半の部分は完全にさんちかに関する情報のみで構成されている。ちなみに、放送がない時はどうしてるかといえば、現在もやってるかどうかは確認に行ってないんでアレだが、CRKでは放送される事のない、さんちかオリジナルの館内ラジオ番組が流れる事がある。また、ブースが使われない時は、正面のガラス部分に液晶モニターが出て、映像による情報が流れる仕組みになっている。