迷馬の隠れ家 はてな本館

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最強の人材発掘術〜“われラジ”強化月間 最終週〜

今でこそ、出演パーソナリティーが固定され気味のCRKだが、かつてはアナウンサーから編成スタッフまで(!!)、類稀なるスカウトで発掘してきた歴史がある。以前、松本アナの話でもご存知の通り、開局以前から“使える人材はスカウトしろ”がウリみたいなトコがあり、それ故にCRK限定のタレント(というと語弊があるが…w)が、わんさかになる訳である。つい最近だと、日曜日の深夜(つうか、月曜の早朝?)にやっている“中村よおのトオリヌケ・ストリート”のパーソナリティー、中村よおもそんなスカウトの眼力から発掘された人材といえるだろう。

今でこそ、こういう事はFM802の“専売特許”ともいうべき部分だろうが、そのマメさ加減はCRKに劣る。というのも、FM802の場合は“オーディション”形式で人材を見つけているのに対し、CRKは完全にスタッフの“気紛れ”的な要素がある。その為、中には現在のポジションに至るまでに、けったいな(?)経歴を持つパーソナリティーもいる訳である。その最たる存在…というと失礼なんだがw そういわざる得ないのが、谷五郎である。と、いうのも、一応プロのバンドマン(コミックバンドとはいえ)なんだが、ドサ回りの営業だけでは食べていけない部分もあって、加古川市の農協で窓口業務(巡回訪問だったかな?)をやってたというエピソードがある。その語り口調と、バンドの余興でやる“コーヒールンバ”の替え歌(農協職員だけあって、“農作物ルンバ”なるネタがあるw)がウケて、CRKのスタッフからスカウトを受けたそうな。で、朝の番組をやらせたらバカウケして、また、震災時は他のスタッフよりも長くスタジオに留まって情報収集を手伝った事も、リスナーから好印象を受け、現在に至るという訳である。
もちろん、タレント事務所の後押しでやってるモンもいる訳だが、中には番組をCRKに持ち込んで、そのまま放送する営業熱心な演歌歌手もいたりする。この“ごった煮感”が、在阪民放ラジオと違う部分である。また、一般リスナーでも兵庫県内在住、又は所縁があるとされる者で、特に重要な情報を持ってる場合は、番組ゲストとして呼び出される事もしばしばで、兵庫県知事や警察or消防の広報部に属すると、イヤでも月イチの割合でラジオ出演の依頼が来る。(中には、クドいくらいにCMに出まくる市長がいる程w)
さて、今年の“われラジ”強化月間も今回で終了。お付き合い、ありがとうございましたw