迷馬の隠れ家 はてな本館

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視聴率のいい番組の作り方w ニュース編

前回の続き。今回は、報道番組編ですw 朝の情報番組では、マスコットと独創性を武器にしろと言った訳だが、報道に関して…特にニュースの場合は、むしろ“SIMPLE is BEST”であり、ヘタな演出や思考の凝った取材などは、却って情報の信憑性を欠く事にもなりかねないという事だ。

ぶっちゃけた話、芸能情報やスポーツの結果などは、各々の専門ジャンルに任せる事が普通であり、それを通常のニュースで取り上げる方が、よっぽど“ネタがない”と思われるのがオチである。言い方を変えると、“平和ボケ”過ぎて、国民の怒りの矛先が、国会に行かない様に操作されている様にしか見えないという事だ。本来は、国民が知りたい事なんて、この国の行く末であって、個人的な事情など“OUT of 眼中”である。が、各マスコミが騒ぐ事と言えば…大概は政府にとって都合の悪い真実をボカすための“芸能ネタ”であって、それを逆手に悪行三昧じゃないかってことだ。そこんトコは、ネット社会に生きる若者の方が敏感であって、団塊世代はダマされやすい。故に、世論調査だって、大手マスコミの数字は、その分母そのものが違い過ぎる為に、アテにならない。
休話閑題、メインキャスターが局アナじゃない事が一番の問題であり、新聞記者経験のある人物ならまだしも、アイドルタレントや女優がキャスターを気取るのは、報道番組として“失格”である。況や、フリーアナでも、報道記者としての自覚があるモンなら問題はないが、元々畑違いなアナに報道番組をやらせる事自体、若手じゃない以上、かなりの“危険球”である。つまり、如何に今の放送局は、アナウンサーを“報道記者”として育てていないかを顕著に表しているといっても良いだろう。そこらへんは、チル…もとい、今は亡き筑紫哲也氏に同意する点だ。(ただ、このオッサン、いつも自分の考えに暴走しまくってたからなぁ…w)
基本、ニュースを書いているのは、アナではなく報道記者自身なんだが、その原稿の意図をかいつまんで、視聴者にわかりやすく話すのが、報道番組のキャスターとしての本分だ。そういう意味では、逸見アナの存在ってのは、完全無比なモノと考えてもいい。(そこいらへんの経緯に関しては、“まじメガネ”あたりを一読されるとありがたい。)逆に言えば、東京発のニュース番組の殆どに、そんな気概を感じなくなったのは、14年前の阪神・淡路大震災以降だといっても良い。むしろ、その意識を高めた大阪の放送局…特にMBSの姿勢に対しては、コレはコレでいいとオイラは思ってる。が、それ故に“行き過ぎた取材”が、ちょっと気になるところ。ただ、報道番組は、視聴率が高いという事は、それだけ世間が荒んでる証拠でもあると断言してもいい。逆に、視聴率が悪い方が、本当は世間にとって、平和で秩序ある状況だと捉えた方が正しいと思うので、報道そのものが、視聴率争いをするべきではないと思う。