チルトの他事掻論〜ま、長崎県知事選なんだけど…〜

チルト(以下築):こんばんは、紅火のチルトです。さて、任期満了に伴って、昨日投票が行われた長崎県知事選と町田市長選挙ですが、このところの“カネと政治”を敬遠され、自公推薦の候補が当選しました。しかし、去年の衆院…
マーグ(以下グ):ちょい、タンマ。この結果も、“民意”によるモノだぜ。つまり、民主党のまやかしに対して、少なからずとも長崎県民と町田市民は“NO!”という答えを突きつけたんだ。
築:だが、それが何を意味するというんですか？既に政権交代がなされ、自公連立の政権に対して鉄槌を加えたのは…
グ:なぁ、チルト。そうはいうが、今回の選挙の投票率、去年の衆院選並みに高いんだぜ。しかも、今回の選挙は、単なる地方自治長選であって、そこでは自公連立の方に軍配が上がったんだ。それが何を意味してるか、ジャーナリストの端くれだったアンタにだってわかるハズだぜ。
築:しかし、今は民主党中心の連立政権だ。鳩山内閣に楯突くという事は…

グ:バーロー!! 首相自らが脱税をしていて、尚かつ、党の役員の不祥事に厳しい処分を下さず、しかも庇う様な発言ばかりやってる事自体、国民は黙っちゃいねぇんだよ!! つまり、去年マスコミを使って大々的に自公連立を批判してできた政権は、旧来の自民党政治と、何ら変わっちゃいなかったってのがバレてんだよ!!
築:しかし、あの時点で政権交代をやったのは、いうまでもなく有権者の正しい判断によるモノであって…
グ:“正しい判断”ねぇ…大体、自公連立を嫌ったのはマスコミであり、その大半が“アンチ創価学会”という旗印の下でのネガティブキャンペーンに参加した結果だ。しかし、熱りが冷めてよく考えてみると、民主党が掲げているマニュフェストそのものが、実行不可能に近いモノだってのに、後からになってみんなが気付いたんだよ。しかもだ、民衆が求めているのは“景気対策”であって、八ッ場ダムの中止や在日外国人に対する参政権問題なんぞ、誰一人たりとも望んじゃいねぇ!! そういう勘違いの上に、“自分達を支持しなきゃ、予算も計画も潰す”なんて事言いやがる態度は、完全に有権者をバカにした態度だ!!
築:それだって、自民党がやってきた悪しき習慣…
グ:いい加減しろや、チルト!! オマエが願っていた“民主主義”ってのは、こんな腐敗した連中による傲慢稚気な支配か!! 言っちゃなんだが、マスターから学んだ“熱原の法難”で喩えれば、今回の長崎や東京・町田の有権者は“熱原の農民信徒”と同じで、自分達の意志で決断したんだ。それに対して、石井一が言ったセリフは、まさに“平左衛門尉頼綱”の態度と同じだ!! どんなに権力を持っているといえど、それを振りかざすべき相手が違うんじゃねぇか。“政権与党”ってのは、国民の模範となるべき態度をもって政治に臨むべきであって、選挙に協力してくれた有権者に対して謙虚な態度で話を聞くのが仕事だ!!
築:……言わせておけば、なんて破廉恥な!!
グ:その言葉、そっくり現政権の連中に叩き付けるまでだ。
築:その傲慢さ、参院選で嘆くがいい。どっちにしても、鳩山政権は崩れはしない!!
グ:汚沢のカリスマ性が、ツメが甘かったメッキの様に剥げてきてるのに、コレ以上政党等の支持率が下がらない様、願っとくんだなw
築:(………絶対、見返してやる!!)