迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

My favorite “Contents” for MBS-TV vol.1

“トラBar”の方では、新番組の話で盛り上がっている様だが、オイラはそんな“新しいモン”よりも、温故知新な方がいいんで、今回から、過去に放送された(あるいは、現在も放送が続いている)番組を、放送局別で紹介するネタを、ちょっと不定期ながらやっていこうと思う。で、その一発目が、“あどラン”でおなじみ(いや、“あどラン”自体知らない世代が増えているかw)のMBSのテレビ番組から、オイラが結構気に入っていた番組を紹介しようと思う。

元々ココは、テレビに関しての歴史は(意外にも)浅く、自前でテレビ放送免許を取得するのに、結構手間が掛かった経緯がある。まして、“準教育放送局”といって、かつては放送プログラムの1/3は、学生・児童向けの教養番組を制作する事が義務付けられていた。(現在は法改正で、そういう規制は廃止されたが…)そのため、時間帯によっては、大学のゼミみたいな番組を延々と放送してた事もある。(特に日曜日の早朝w)
そんな中で、結構好きだったのが、“わたしたちの近畿”ってヤツ。この番組、オイラと同世代のモンなら、一度は小学校の(社会科の)授業中に強制的に見せられた経験がある番組で、ぶっちゃけた話、NHK静岡県の某所(大概は現在の静岡市清水区とか、焼津市とか…)を取り上げて、まるで“日本の基本的な街”として紹介している内容に、近畿2府4県の教育委員会が抗議する様な格好で放送していた番組である。そして、唯一民放のテレビを、学校で見る事ができる番組でもあったw
大概は小学5年生頃に月イチぐらいの割合で見る事ができた番組で、ナビゲーターが板倉アナだったり増田アナだったりと、学年によって若干違う。しかし、やっている内容そのものは近畿地方地場産業や風土、民俗学等を取り上げてやっていたと記憶している。正直に言ってまうと、同じ内容の事を2週連チャンでやっている事が多く、今でいえば、CSのドラマなんかみたいに、今週見逃しても、翌週に同じモンが放送される…ってこともあった訳で、各々の学校の都合で見る時間をズラして調整してたのだろう。
今となっては、スポンサーもロクに付かず、しかも延々と15分間の番組の為にオールロケで構成するという事自体、民放にとってとても“お荷物”な番組だったのはいうまでもなく、10年以上前に放送されなくなってしまったのがもったいない。とはいえ、この番組のノウハウそのものは、実のトコをいえば“真珠の小箱”という、近鉄の沿線宣伝番組(!!)からの転用であったのはいうまでもなく、それを小学生向けにアレンジし直した部分も多かった。(なにげに、オイラは“真珠の小箱”も好きだったりするw)そういう意味では、現在深夜に放送されている番組の一部がオールロケ番組だったりするのは、案外コレが“原点”なのかもしれない。