迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

言葉の乱れは、世間の閉塞を招く…言葉の使い 手としての危惧



マーティ(以下テ):ども、ご無沙汰しています、マーティです。
シン(以下シ):こんにちは、シンです。
ノブ(以下ノ):まいど、ノブさんやで。ホンマ久々ですなぁ。
マーグ(以下グ):ういーす、マーグだぜ。待たせたな、みんな。
ヒデボー(以下ヒ):チョリーッス、ヒデボーっす。
カイル(以下カ):アローハ、カイルっす。
テ:(ノ政-)そこ、3人…ちょっとは、言葉遣いに気をつけてくださいよ。
グ:なんだよ、急にしかめっ面で説教かよ?!
ノ:いや、これはボクも、気ぃつけなアカンなぁ…って思っとったんやけど、一応、ボクらの“生前さん”達は、分野は違うとっても、それぞれ放送局のアナウンサー経験者や。
シ:そうです。俺も多少はクチが悪い方ですが、こういう場面では、結構気を使って、言葉を選んでいる方ですよ。
ヒ:ポリ…σ(-"-;)ウ~ン 確かに…言われてみると、ボクの場合は挨拶からして、軽過ぎますね。
カ:でも…そこは“許容範囲”ってモノじゃないのかな?こういうBlogでは、言い回しを変えて表現しないと、誰がどの発言なのか、区分けが付かないし…

ノ:いや、そこはわかっとんやけど…要するに、最近の日本人の言葉遣いが、乱れとんのとちゃうかって事やねん。
グ:ん、ま…確かに、オレもそこんトコはわかっちゃいるんだけどよう、それを言い始めたら、それこそ、オレ達自身の怠慢だと思うぜ。
カ:つまり、アナウンスの基本である、誰にでもわかり易い言葉遣いを、やらなくなった事が原因と…
テ:それもあるんだけど、一番の原因は、現在のアナウンサーやタレントの殆どが、そういった“言葉の教養”を学ばなくなった事が大きいと思うんだ。
グ:言えてるかもな。だが、そこんトコは…ある意味、躾の範疇だと思うぜ。
ヒ:要は、ボクみたいなのが増えた原因は、バラエティー番組が氾濫して、朗読とかの番組が無くなった事が大きいって事ですか?
ノ:そりゃ、また別の問題や。一番の要因は、民放各局の特色が出る様なアナウンス技術が、却って視聴者…特に子ども達に悪影響を及ぼしとる…って事や。
シ:そういえば、ノブさんは神戸のラジオ局の開局に立ち合った一人でしたよね?
ノ:ああ、今でいうトコのラジオ関西の開局時…今から60年も前の話やね。ボクは当時、まだ関学の学生やったんや。
グ:そうだよな…ノブは歳のワリには、なにげにそういう場面に立ち合っている、貴重な存在だよな。
ノ:そや。当時はまだ、ラジオと言ったかって、NHKのアナウンスが基本やさかい、開局時は多くのNHKのOB・OGが、民放へ出向、あるいは移籍して、正しい日本語でのアナウンス技術を、アナウンサー候補者に教えとったんや。
カ:そっすよね…ボクも、ちょこっとですけど、習った経験があります。
テ:ボクは元々、ノブさんと同じ大阪出身ですから、どうしても大阪弁…それもアクセントを修正するのに苦労しましたから。
シ:あ、そうでしたよね。マーティさんはノブさんと一緒だから、本来なら大阪弁を使っててもおかしくないのに、普通に標準語ですよね。むしろ俺、関西弁のイントネーションを、どういう風にやるかに苦労したというか…
ノ:そんなモン、アナウンス技術に必要あらへんがなw
シ:そんな事、ないですよ。何せ、先輩二人が関西弁で話すでしょ?それが聞き取れなくって、ちょくちょく怒られたんですよ。
ヒ:ああ、それってよくある話っす。ボクも大阪の放送局に在籍してたんで、先輩の関西弁…特に河内弁?アレに悩まされましたよ。しかも、ボクんトコ、当時は“あの番組”をやっていたから、タマに演劇とかやるでしょ?アレで、強制的に大阪弁を喋る事があったりしたから、四苦八苦したんですよ。
グ:あ、そっか。オマエら二人とも、大阪にいるモンだから、基本的なアナウンスよりも、日常の関西弁をどう理解するかで、かなり梃子摺ってたんだな。
カ:マーティと同じ苦労は、そういえば…ボクの先輩にも、京都出身の方がいて、それ故に一時はアナウンス業務から外されたっていう話を聞いた事があります。
グ:だが、結局そこんトコって、いろんな事が混同して、それを今まで“仕方がない”と見過ごしてきた部分だよな。
ノ:そやけど、アクセントと言葉遣いは、明確に違うさかい、本来なら、方言は方言で、標準語は標準語で、それぞれの言い回しや表現をひとつひとつ検証しもって、学ぶべきモンや。ホンマの意味で“美しい日本語”っちゅうモンは、本来なら、放送局のアナウンサーが“見本”にならなアカン部分や。そやけど、その明確な区別というか、特色を活かす技能っちゅうモンは、誰も教えへんかった部分や。アクセントや言語翻訳はできとっても、ホンマに必要やったんは、どんな方言でも、いわゆる“丁寧語”っちゅうモンがあって、そこの部分を踏まえた上での発音や表現を教えるべきやったんやろうな。
ヒ:という事は、ボクらの話し言葉が乱れているから、ボクらよりも若い世代が、それを見て、真似て…
テ:そういう事だね。これは、子どもを持つ親としての責任であり、そしてボクら自身“言葉の職人”としての責任を放棄したからこそだと思うね。そういう意味では、80年代後半以降の、番組上での言葉の乱れは、結果として、日本語が完全に崩壊した状態なのかも知れませんね。
グ:それって…オレが悪いって事かよ?!
ノ:そこまで言うとらへんw そやけど、確かに、乱暴な表現をやっとったんは、マーグの“生前さん”や斎藤クンが若者向けの番組をやり始めた頃やさかいなぁ…
ヒ:…あんまし、努先輩の悪口は、この場では言わないでください。
ノ:あ、そやった…アンタにとっては、直属の先輩やったな。
グ:ったかって、アレの場合、パートナーが関西弁丸出しの落語家だろ?ある意味仕方ねぇぜw
テ:マーグ!!(#▼政▼)/
ノ:(#-暢-)…関西弁の悪口は、そのへんにしてもらおうかいな。
グ:Σ(((・厳・lll)ノ アウッ?!っと…オレも他人に事、言えた立場じゃなかったな。