迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

チルトの他事掻論?!〜さて、参院選の結果だが…〜

チルト(以下筑):こんにちは、紅火のチルトです。
ハルトラ(以下ハ):ハルトラやで。
ギィ(以下ギ):ギィです…
筑:ん?本来なら、一軍の誰かが私のサポート役になるのだが…
ギ:ああ、それなら、マーティ殿が言っとったのだが、今回は我々三人だけで話してみては…という事を提案されて、こうなったらしい。
ハ:そやで。今回は参院選やったんやけど、結果は“ねじれ国会解消”を望む有権者が、自公政権へ信任したって事やろ。
筑:投票結果のみで語れば、民主党に対する批判と、更には“アベノミクス”に対する経済政策を見極めたいと言う意見が、この結果をもたらしたのだろう。しかし、今回も投票率が悪い…
ハ:そやろなぁ…そんだけ、政治不信が国中に充満しとるって事やろうな…

筑:これに関しては、マスコミの報じ方にも問題があるだろうが、もっと危惧せねばならない話をすれば、既成政党にしろ、新興政党にしろ、そもそもの“争点”が無かった事、そして、国民生活に直結した政策を、一切話さなかった事が、すべてではなかろうか。
ギ:いや…それがもしも本当であるなら、それは単に“職務怠慢”の話になるだけや。基本的に、重要な法案の審議を途中で放り出してまで選挙戦に入ろうとした事が、有権者の目から見て、アホにされたと思われたってのが大きいんと違うかな?
ハ:言えてまんなぁ…社会保障制度のあり方かて、富裕層ばかりに負担を強いれば、国外に逃げられて当然やん。まして、成長分野の産業を育成する事や、国際貿易のあり方を審議する事に対して、頭ごなしに否定するのは、愚でしかあらへんで。
筑:それにしても、そんな中で共産党が票を伸ばした事が、一番の出来事だろうな。
ギ:まぁ…既存政党で唯一、初志貫徹しとるトコやからな。消費税の廃止やTPP不参加、更には原発の即時廃炉等、一部の人間から見れば、一番都合のいい話をやってるトコやさかい支持される…ってのもあるやろうし、何と言っても、野党側で足並みを揃えられんかった他党とは一線を違えとるさかい、その理がよく解り易かったという事やろうな。
ハ:それ以上に脅威やったんは…東京選挙区における結果やろうな。
筑:山本太郎氏が当選した事だな?
ギ:東京の有権者が下した判断として、政府の腐敗を糾して欲しいという部分と、若年層における原発…というよりも東京電力や政府の関係機関に対する不信感が、この結果になるんやろうな。
筑:しかし…東北産の農作物を“低レベル放射性廃棄物”と平然と言ってる事とか、少々問題発言が多いな。
ハ:恐らくやけど、その“正義感”が若者に共感を与えたんやろうな。そやけど、それやったら、日本維新の会慰安婦に関する疑問を呈した訴えも、本来なら筋が通った話やないか?
筑:そこは国際問題…特に韓国との国交に関わる部分だからこそ、慎重にならざる得ない話なのだが、むしろそういった韓国の市民運動が国際社会でまかり通っている事で、評価を落としたな。とはいえ、大阪と兵庫では、議席を確保した事を考えると、真剣に問題に取り組もうとする姿勢が、阪神間では評価された…と受け止めていいだろう。そういう意味では、東京と大阪での“タレント議員”に対する温度差が、はっきりと出てるな。
ギ:そもそも、タレント議員と言われる者であっても、その志が自発的、且つ、真剣に国を憂い、その活路を見出すために立候補してるならともかく、そうでない者が政党の都合や軽い気持ちで立候補しとる様では、評価されへんわ。だから、東京の結果に関しては、去年の衆院選に参戦して、その結果に手応えを掴んだからこそ、参院選へ立候補したと考えてエエんとちゃうかな?
ハ:確かに…ノックはんにしろ、青島はんにしろ、ただ単純に知名度だけで戦える“タレント候補”と違て、やりたい事、通すべき筋を踏まえた上での立候補やし、そういう意味では、久々に骨のあるタレント議員が出て来たって事やな。
筑:だが、あまりにもその考え方が幼稚すぎる…高い志が災いにならなければ良いのだが。
ギ:それは言えてるな…