迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

Shin's barへようこそ 2013 第四夜

シン(以下シ):それにしても…先週のフォア賞とニエル賞実況生中継が、40ポイント以上を獲得するって、恐らく、開局以来の偉業じゃないかなぁ。時代が変わったねぇ…
カイル(以下カ):え、何の話っすか?
シ:いやね…ラジオNIKKEI公式発表で、radikoユーザーで、9月15日、同時間帯での瞬間最大リスナーポイントが、ニエル賞で46.7%、フォア賞で45.7%(いずれも全国区)を叩き出したんですよ!!
カ:工エエェェ(´宮`ノ)ノェェエエ工 いろんな意味で、快挙ですやんw
シ:でしょ?もちろん、ラジオNIKKEIは全国で聞ける強味があるのは確かですが、ここまでのポイントは、今まで見た事ないですよ。
カ:日本で唯一の民営短波放送で、マウンテントップ方式のラジオ局だからこその強味だけど、それ故に、専用ラジオがないと聴けなくて、知名度が低かった事を考えれば、インターネットサイマルラジオって、凄い威力あるシステムですよね。
シ:カイル…なにげにサラっと、嫌味言ってない?
カ:ん?何か言ったっけ…

ヒデボー(以下ヒ):へぇ〜、そんな事があったんだ。
シ:おっと…ようこそ、Shin's Barへ。
カ:いやぁ…この数字を見てよ。ボクですら、radikoの本当の恐ろしさを見た気がしたわ。
ヒ:いや…そうなる事はある程度予測できた範疇だけど、IP制限がある以上、面白いラジオ番組があったとしても、全国規模で…となると、通常のラジオでは、いろいろ無理難題があるよ。
シ:おや、意外に冷静ですね。
ヒ:そりゃ…老舗放送局に在籍してた者として言わせれば、そうなりますよ。ただ…radikoがサイマルエリアの“解除”をやれば、ただでさえ少ないリスナーポイントを、それこそ東京の放送局に全て取られるんじゃないかっていう危機感を、地方のラジオ局は持ってしまう様な気がするんですよ。
カ:あ、確かにそうだね…けど、それって、放送内容が全てじゃないかな?今回の結果は、競馬ファンの多くが、radikoでないとフランスからの生中継が聴けないって事を知ってたからこそだと思うんよねぇ…
ヒ:あ、そういえば…確かにそうだ。他局の競馬スタッフは、本番である凱旋門賞の実況中継に注目するけど、ラジオNIKKEIの場合、JRAの公式放送でもあるから、JRAから依頼があると、そっちの仕事が入るんだっけ?
シ:半分は当たりですね…でも、昔はむしろ、JRA関係無く、中継をやりましたから…その実績がここにきて、活きてるんだと思いますよ。
ヒ:だって、蜂谷先輩が98年のジャック・ル・マロワ賞の実況でフランスへ行った時も、先にモーリス・ド・ゲスト賞の実況をしに北野さんが入ってたんですよ。で、向こうでばったり…って話を聞きましたw
シ:ああ、アレね…出張費の都合と、欧州での滞在に適した人材が、その時は丁度、北野さんぐらいしかいなかったから、抜擢されたんですよw
ヒ:つまり…スケジュール的に二週連続で派遣するよりも、滞在させる方が安上がりだったって事っすか…
シ:ま、そうなるね。多分、これはドバイワールドカップでの苦い経験が、活きてるんだと思うよ。
ヒ:え、どうしてっすか?
シ:97年…ホクトベガが殉職したあの時、実は開催が順延になって、一旦スタッフを日本に帰国させたんです。でも、毎回の渡航費が嵩むし、かと言って、滞在させるには、ちょっと準備不足だった事もあって、結局、順延や連続開催の場合は、現地滞在での取材を許可する事にしたんです。ま、あの当時はバブルの陰りが見えた頃といっても、潤沢な番組制作費を得られる状況だったし、それはそれで、良い出張をやってたと思いますよ。
カ:へぇ〜、そういう苦労があるんだ…
ヒ:つまり、海外ロケがホイホイ行ける様になったのも、円高や制作費の関係って事っすね。
カ:それは…また別の話になると思うんだけどw
シ:とりあえず、今夜の一杯…スパークリングワインとレモンで作る“フレンチ”シリーズから、今回はブランデーとレモンジュースと角砂糖をシェイクし、それをスパークリングワインで割る、その名も“フレンチ125”基本はドライジンで作るのですが、香りを楽しむのであれば、そこはブランデーの方が良いかと…ちなみに、名の由来は第一次世界大戦当時、威力のあった大砲が75mm口径だった事から付いている(フレンチ75)との事です。
ヒ:結構、物騒なネーミングだな、これw
カ:でも、甘口で、程よい酸味と炭酸の刺激が心地良い一杯ですね。