迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

Shin's Barへようこそ 2013 第六夜

カイル(以下カ):ここんトコ、JR九州は新幹線の開業や観光周遊列車“ななつ星in九州”がこの秋デビューと明るいのに、反対にJR北海道が事故続きって、どうよ。
シン(以下シ):今月19日に発生した貨物列車の脱線事故を期に、線路の点検をしたら、30年近くも放置されたまま運用されている路線があったり、24日には普通ディーデル気動車が燃料漏れで白煙を上げたとか…それ以前から、特急列車が火災を起こしたり、保安部品を紛失したり、しまいには運転士がATSスイッチを破壊したり…何だかなぁって感じですね。
カ:組織が未だに“国鉄”のままってのがイタい…
チルト(以下筑):国鉄労組の生き残りが、未だ北海道には多く存在してるからなぁ…その影響もあるのかもしれんな。
シ:おや?二日連続で登場ですか…
筑:分割民営化の弊害というよりも、利用者の立場で鉄道運行をやろうという意志が薄いと言わざる得んな。だが、殆どの区間で利用者を見込めない路線ばかりだという点を踏まえると、難しい問題だな。
カ:そもそも、北海道の場合は、本州や四国、九州とは鉄道敷設の事情が、若干違いますからねぇ…

ハルトラ(以下ハ):国営企業の殆どが、首都圏や東海道沿線以外は全滅に近いトコを考えると、そもそも“民営化”って何の目的でやったんか、さっぱりワヤでんかな。
筑:なんだ…ハルトラか。そういや、今年も阪神は失速したなw このまま負け続ければ、我が広島の鯉が…
ハ:やかましわ!! CSで勝てばエエんや!! リーグ戦勝ったかて、そこで負ければ日本シリーズは…
カ:えっと…鉄道事故の話をしてたんですけど、いつからそういう痴話話に?
筑:いや、これは私のミスだ…話を戻そう。
ハ:スマンスマン…つい、チルやんのセリフに、ちょっとカチンと来たさかい…
シ:JRグループに限れば、そもそも、分割民営化をやった最大の理由が、国鉄整備事業における税金の無駄遣い…って事でしたっけ?
筑:本質的な事を言えば、そうなるな。
カ:そもそも、戦前からの輸送力強化を重きにおいて、日本の殆どの地方民鉄を国有化し、整備したのが民営化前の状況で、民営後は、非採算区間を廃止、あるいは3セク化していってるんですが、本州3社と四国、九州の場合と、北海道では、完全に事情が違いますからねぇ…
ハ:それ、なんでやねん?
カ:早い話が、北海道は物流…特に石炭と木材の輸送をメインとした鉄道網整備をやっていた為、廃止された路線の殆どが、元々旅客は“オマケ”であって、貨物輸送がメインターゲットだった事が仇になってるんですよ。
筑:もちろん、九州の鉄道網も、基本的には北海道と変わらないのだが、実質的な違いは、炭坑路線は殆どが廃止になった代わりに、観光へ力点をシフトさせる事に成功したのが大きい。特に繁忙期は臨時特急の運用を増やし、クルマを利用しがちな地元民よりも、他地方から来る観光客をメインに据えてやっているのと、3セクでも成功してる路線は、元から需要があったのにも関わらず、国鉄時代に開発を行っていない地域に新駅を設けたり、他線との乗り継ぎを考慮したりと、涙ぐましい努力をやってきている。それが、今の九州人気の胆と言える部分だろう。
カ:その“お手本”と言えるかどうかはわかりませんが、近鉄もかつて、沿線にある伊勢志摩の観光に心血を注いでいた時期があり、また、今年は伊勢神宮式年遷宮とあって、新型の観光列車“しまかぜ”を新造しましたからね。
ハ:ああ、コレのことかいな?NCM_0225.JPG







カ:そうです…って、これ、去年のきんてつ鉄道まつりの写真じゃないですか?
ハ:いやな、ワイは高安の方へ行っててん。ほなら、丁度これがあってやなぁ…
筑:話が脱線してるぞ。北海道の場合、鉄道を敷設するよりも道路を作った方が安上がりなのと、多くの炭坑が閉山になった事が影響し、しかも観光用の特急車両を作る以前として、札幌近郊とそれ以外では、完全に生活様式が違う事が、結果として、広大な路線を保有していながらそれを活かす事ができないだけでなく、むしろ赤字を膨らませていると言って良いだろう。
シ:確かに…迷馬さんも何度か北海道に行かれましたが、大概はレンタカーでの移動であって、鉄道は限定的でしたね。
(だって、移動がラクだからね、日高の牧場巡りや門別や帯広遠征とかはw)
カ:ただ…国鉄であるが故の職務怠慢が今も続いているのであれば、JR西日本の尼崎脱線事故は、ひいては、国鉄職員の本質そのものが招いた事故だった…と、言わざる得ないのかもしれません。こんな勇ましい愛唱歌があったとは思えない話ですね…
鐵道精神の歌



筑:今一度、この曲の歌詞に込められた精神を思い起こしてもらいたいモノだな…
シ:さて…今宵の一杯ですが、ラムを黒糖焼酎に置き換えて作るダイキリー…名付けて“大喜利”ですw
ハ:これって、ワイに掛けてんのか?
カ:いや…あちらのお客様からですw
エンバ(以下圓):お初にお目にかかります、オレンジうさちゃん好きの“エンバ”と申します。…いや〜2年連続リーグ優勝は、実に素晴らしいモノですねw あ、これはあたくしのおごりですんで、どうぞお呑みくださいな。
筑:( ゚哲゚)ポカーン こんなトコにマーグ以上のG党がいるとは…
ハ:“生前さん”が、ワイと同業って…しかも江戸落語
圓:あ、お気遣い無く…あたくしは新参者ですから。
ハ:ん?シンザンが人間に化けたって?
圓:いくらなんでも、“生前さん”が馬面だったからって、そんな言い方はないのでは?西の“スケルトン”さんw
ハ:…イタいトコ突きんなぁ。