迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

自由を奪っているのは、自由そのものかもしれない…

特定秘密保護法案が衆院を通過し、参院での審議に入る事になったが、そもそもは、民主党政権下で草案が作られた法案であって、それを自公政権だからという理由だけでダダを捏ねてる野党は、相当バカであるとしか言い様がない。それが、選挙の投票率の低下を招いているのであり、官僚による実効的な政治支配が懸念されるのは、どの政党が政権与党であっても変わりっこないという“事実”が存在する以上、マスコミを使って有権者に危機感を煽って政権打倒を目論んでも、賢明な国民には通じない。そう、今まで、自分達が無責任な事を国民に見せて、しかも丸投げした事による態度が、有権者…特に若年層の“選挙離れ”を促進させっちまった事に、自分で気付かない事が痛々しい。敢えて言う…自由を求むるのであれば、自分が起こした事案全てに、その責任を負ってこそ、権利として認められるのであって、それを放棄して“自由”を叫ぶのは、乳幼児以下の最低な態度であると…

アメリカのコメディー映画に、“ライヤーライヤー”ってのがあるが、この物語は、敏腕弁護士の息子が、ある願い事をした事によって、弁護士としての“仕事”に支障をきたす事態になる内容である。(詳しく見てないからエエ加減な解説しかできないが…w)つまり弁護士は、依頼者にとって都合のいい裁判結果をもたらす為に、法廷で弁護の名の下の“嘘”をつく…それが一切できない状況に陥った弁護士は、いったいどうやって仕事を勝ち得るであろう?マスコミや野党の言い分は、まさにこの物語の子供と一緒で、後先を考えずに、自分自身の“幸せ”のみで願い事をやった事によって、自らが不幸を招いた自覚が無いのである。
大人が子供に嘘を付く本意は、子供を傷付けたくないが故の、そして社会的な地位を守る故の犠牲である。でも、もしもそれが一切通じない状況に陥った場合、むしろ子供達は大人を信用しなくなる。何故なら、自分達が望んだ結果と違う事が“嘘”だと疑うからである。真実をキチンと把握できる様になるには、どれだけの嘘によって自分が“守られた”かを実感する以外に他はない。借金をする事が社会的に恥ずかしいと思う人程、実は、社会生活におけるローン(借金)は、金融機関と顧客の信頼関係によって成り立つ事だという事に気付かない。つまり、資金繰りが行き詰まって倒産する会社の殆どは、金融機関との取引が打ち切られた事によるモノであり、その原因が、業績不振…つまり、製造業であれば、市場の需要と合致してなかった事を意味し、飲食業であれば、品質の低下や食品衛生法に反した事によって、顧客を失った状況を指す。つまり、事業拡大をしたくても、それに似合うだけの業績を作れない以上、借金をしたくてもできないって事であり、逆に、法律(会社更生法等)に基づいた任意整理や自己破産申請によって、事業の撤退や業種変更等を行って、初めて金融機関も資金面でのバックアップができるというモノなのである。
ぶっちゃけ論で言えば、それぞれの役割をキチンと理解できる人程、責任の所在を明確にできる訳であり、その為の“汚れ役”を引き受けられる人は、故に多くの人脈を有する事ができる。言ってみれば、サッカーの日本代表の攻撃力がイマイチなのは、成果至上主義故の“責任論”の結果であり、チームワークを考えた時に、“バカ”が一人いても良い訳である。つまり、全てを任せられる“専門家”が必要なのに、“万能な凡人”ばっかだから、負けた時の“戦犯”になるのを嫌がる訳であり、勝負事における失敗や敗北を“次”に繋げれないまま引き摺る訳である。真の勝者とは、失敗や敗北を恐れない…何故なら、その数が多い程、戦略があるという事でもある。だから、成功例が少なくても、最後の“大どんでん返し”で全てを帳消しにできるのである。
何度も言うが、自由を欲するのであれば、今までの自分を振り返り、何を守りたくて、誰を傷付けたかを考えるべきである。自分自身の自由の為に、誰が犠牲になったか、そして、何が欲しかったのか、自分自身に問いかけてみるといい。そして、自分が得た“自由”の本意を深く考えるべきである。好き勝手に暴飲暴食をすれば、生活習慣病になるのは(体質にもよるが)当然の話だし、ストーカー行為の末に相手を刺し殺せば、自分はともあれ、その家族や相手のカレカノ、そしてその間に生まれた子供がどれだけの悲しみに暮れるか…本当に、近頃の成人は、法的な年齢で言えば“成人”でも、精神の部分が幼過ぎて、誰も叱れない事が情けないじゃないですか。