迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

あの質問について…w

今回は“うまきん”クラスタ向け…ってか、大関アナファン向けにネタばらしw
こないだの“自由時間”で、何であんな質問(ラジニケ以外の憧れの競馬実況アナは?)をやったかと言えば、大関アナ自身の実況に、ちょっとした“迷い”を感じているのと、自分に謙虚になり過ぎて、持ち味を活かせてないのでは…と思ったからです。ま、本人曰く、石巻アナが“憧れの先輩”って事なんで、その答えを聞いて、時代を感じた訳でして…w
閑話休題石巻アナの場合、テレビの中継である事を前提とし、且つ、絶対に視聴者の“邪魔”をやってはいけないという、きよぽんの教えを忠実に守ってるからこそであり、だからこそシンプルで解り易い実況になる訳です。しかし、大関アナの場合、どうしてもJRA公式の実況アナである事が前提であり、また、ラジニケのみならず、グリーンチャンネル、及び、全国の競馬場・WINSで実況が流れます。てことは、主眼としておくべきは、実際の競馬場にいる観客であり、同時に、全国の競馬ファンが一斉に聞き耳を立てている訳ですから、たとえ自分の目が、正確に各馬のゴール入線状況を捉えきる事ができたとしても、決勝審判を行っている裁決委員、および、決勝写真の判定に問題があった場合、それは関係各所への謝罪行脚だけでは済まされない失態を意味します。(それで守タソが失脚し、コバマサがある意味干されてる訳で…)恐らく、オイラが感じてる“迷い”の正体は、その緊迫感に圧された状態のままで実況をやっているからだと推測します。
もうひとつ、これは今後の事になりますが、ニャオキが完全に引退し、実質、大関アナの指導官は、恐らく泉タソが担当してると思います。というのも、せんとくんは、大阪支社のチーフであり、指導官というよりも指揮官という立場を取ってるハズです。ニャオキはあくまで、全員に対する実況の補助であり、その役目を泉タソは引き継ぐ為、大阪に単身赴任してきた訳ですから、一番影響が出るのは、恐らく6月の阪神開催でしょう。それまでに、息を合わせる必要があります。というのも、ラジニケの実況は、一人でやってる訳ではなく、必ず補佐としてもう一人、後方で実況担当に対して見落としをカバーして指示を出すアナウンサーが、実況中常時付いています。守タソ失脚の原因となった“エミネム事件”も、実はコレが原因であり、補佐役が適切に指示を出さないと、マイクを預かる実況担当アナは、自分勝手な判断でレースを実況して、それが因で実際の結果と違う事をしゃべるという失態を犯す事になるからです。(つまり、当時の補佐役が誰だったのか…想像してもらえれば、それを庇って失脚したと言っても過言ではないと思う。)
この事を踏まえると、大関アナが今後、G1レースを実況させてもらえる様になるには、自分のスタイルを確立させるよりも、みんなのフォローがあって初めて競馬実況が成り立つ事を自覚する事と、自分が持つ“常識”に囚われない事…もっと言えば、数多くの実況をこなすうちに、同じ条件のレースをいくつもやる様になって、それによる慢心が失敗を招くから、常にレースは“一期一会”だと悟る事です。石巻アナも、それを悟ったからこそ必要以上な情報を実況に盛り込ませずに、だけどさりげなく、レースの内容に合わせた実況をやっている訳ですから、ここの基本さえできれば、後は自分の度胸次第です。ただ…これは本人に直接言っても、意味がありません。自分自身で気付き、何度も失敗を繰り返して、初めて辿り着く境地です。言葉で説明できる範囲だけで、すんなりと受け入れられる様なモノであれば、誰も苦労せずに雷犬クラスの実況ができる様になりますw けど、個々に違いがある以上、それぞれの創意工夫が試されるのです。当然ですが、競馬実況のマスタークラスとも言える薫兄や白川アナですら、それ相応の苦労をして現在に至る訳ですから、なおさらな話です。
ともかく、今後の成長は、同期の河本アナ(MBS)や川島アナ(KTV)の成長と同時進行で、見守ってやりましょう。いずれ彼等が同じレース…それも菊花賞でやり合うその日を待ちながら。