迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

沖縄の基地問題の根幹は、複雑にしてバカバカしい話…

上記のタイトル見て激怒した人…ハイ、あなたはメディアの“虚構”に振り回されてませんか?で、同じように、このタイトルを見て“ふざけんな”と思われた人…ハイ、肝心なことをすっぽかして、感情的になってませんか?沖縄の米軍基地問題に関して、本土の人間からすれば、むしろ“どうでもいい話”でしかないです。なぜなら、国防を本気で考えれば、憲法9条という足枷がある以上、自衛隊を本当の軍隊として再編することは不可能であると同時に、そうならないための監視者としてアメリカが自国の軍隊を、日本やフィリッピン等の環太平洋地域に配備し、それによってロシアや中国を牽制してる事に気付かないと、その抗議活動が却って、日本の国防そのものをボロボロにしかねない…もし、それを分かった上でやっているのであれば、それこそ日本の“怨敵”として処罰される事になるでしょう。(いわゆる、国家転覆罪ってヤツ…確定すると、死刑は免れない。)
ではなんで、アメリカはこうまでして沖縄の基地配備にこだわるか?その根幹は、中国とロシア…旧ソ連への牽制と、先の戦争…終戦後に起きた朝鮮戦争ベトナム戦争での“前線基地”としての役割を課してたのであり、現在でも朝鮮戦争が“休戦状態”である事を見越せば、安易な“撤退”はできないのです…いつ、中国がアメリカに牙を剥くかわからないから。ぶっちゃけ、アメリカの軍部は、日本すら自国の“防衛線”としか見てないと思います。が、ゆえに、日本周辺でバカな行為を繰り返す中国やロシアに対し、いつでも応戦可能な状態にしておかないといけないからこその“ハッタリ”であり、その延長線上に日米安保理での取り決めがあり、それを維持する事で、アメリカとしてはメインランド防衛を、日本は周辺国からの先制攻撃から身を守る術を共有してると言って良い訳です。だから、沖縄だけでなく、日本の本土にも、幾つかの米軍基地があり、それらは常に自衛隊と連動して戦争状態となった場合、攻撃の要として機能する取り決めを交わしてるのです。当然ですが、憲法を無視して自衛隊が近隣諸国に、あるいはアメリカに対して先制攻撃する事は、よっぽどでない限りありえない話であり、そして自衛隊が本当に“人殺し集団”に陥る時は、それは朝鮮戦争の“再開”を意味します…言い方を変えれば、日本の国際貢献に対して批判してるのは、どうしても日本を、そして欧米諸国を出し抜きたい中国と、積年の恨みを理由に頂点に立ちたい韓国、そして件の“厨二病患者集団”ぐらいです。また、今の安部政権に対して批判してる日本人は、単に自分が政権奪取して功績だけを欲してるだけです。ほれ、民主党政権下でも、社会党連立政権下でも、政権奪取の後の政策はどうだったか…少し思い出して欲しい。関西人であれば、社会党…のちの社民党の没落の一番の原因が20年前の阪神大震災であり、あれを契機に関西の経済が完全に没落したのは、当時の関西人であれば、一番の恨み話である。そして、東日本大震災の時、原発事故を避けようとした人々の作業を“妨害”したのは誰か?察すれば、当然の結果である。あの時、何も言わずに救援に来た自衛隊に感謝した住民が多かった事か、そして、米軍の支援がどれだけありがたかったか…そんな事を抜きにして、しょうもない粗相に目くじら立てて騒ぐ方が、よっぽどみっともないではないか?
ただ…アメリカ人の中にも、いわゆる反日感情ってのは存在し、そして民族侮蔑を“正義”とする思想はある。白人警官が黒人容疑者に対して暴行を加えても、それを正当化する理由を単純に“黒人=凶暴”という概念のみでやってるから、余計に黒人たちの怒りを買うのであり、もっと言えば、“罪は罪、人は人”という概念が双方に欠如すれば、当然感情のみでの暴力沙汰に発展する。日本のイルカ漁に関して国際機関が批判してるのも、要は海を知らない民族の感情論であり、それがまかり通る世界だから、事がおかしい方へ向かうのである。ま、イルカの追い込み漁を理由に日本の動物園・水族館が国際機関から除外されたとしても心配はいらない…なぜなら、日本にしかない技術を学ぼうと思っても、自分たちが排除した時点で学ぶ機会すら失うのであり、また、日本の在来種を保全するのに外来種を駆除する必要性があるなら、国際社会から隔絶した方が都合が良い事もあるからだ。(もちろん、デメリットも多いんだが…)閑話休題、それゆえに、海兵隊員となったアメリカ国籍の連中が、気晴らしに基地周辺の街でバカな事をやった挙句、日本の司法にかけられるのを避けるために基地に逃げ込んでそのまま帰国…という態度が頻発する訳であり、また、基地が本国ではないトコにある事を失念して、訓練中にバカな事をして事故をやったりしてるモンだから、周辺住民としてムカつくのは当然の話。しかし、SNSでちょっと調べると、本物の住民はむしろ、基地がある事による恩恵との引き換えである事を知った上での話だからこそ、ある意味仕方ない事だという意見もある。メディアは事あるごとに軍隊を叩くが、軍備というのはいろんな意味で、国際交渉におけるハッタリであり、それを真に受けて軍需産業が発展する事で経済が回っている“不都合な真実”と向き合わなければ、戦争が起きる一番の“原因”は、実は一番くだらない話である事に気付かない。件の厨二病患者集団が、国際社会に対して銃を向ける最大の理由も、すごく単純な話であって、若さゆえの批判であり、それに対する怒り、恨み、妬みが、暴力に変化したまでに過ぎない。そして彼らは気付いていない…自分自身の価値観を他人に認めてもらいたいなら、ある意味相手好みに合わせてやらなければならない事を。同世代や構想に賛同してくれる人を求めるよりも、目の前の年寄りに自分の価値こそが“正しい”と言わせたいばかりに暴れるなら、ゆえに無関係な人々にまで迷惑をかけている事に気づかないのは、若さゆえの盲目なまでの情熱がそうさせたと言わざる得ないし、そして失ったモノの価値が、途方もなく大切なモノだったと気付かないから、破壊と批判を繰り返すのである。みんな大事な事なのに…
だから、日本政府が沖縄県知事にハッタリをカマすのであれば、こう言ってやればいい…那覇を日本の首都にして、その防衛のために自衛隊基地を配備すると。米軍基地配備を拒むのであれば、最良の概念として日本語を廃して沖縄方言を“標準”とするぐらいの条件を突きつけ、それをも拒んだら、ハナで嗤えばいい…一番犠牲を払わなければならないのは知事ではなく、この地に住む子供たちだと。