迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

報道は何のためにある?

今国会のヤマ場とも言える、安保法制の委員会審議。なぜかNHKが地上波での中継をせず、BS-TBSで緊急中継をやってたようだが…まぁ、中身がヒドいヒドいw 与党や安倍総理、中谷防衛大臣らが野党が振った質問に対して弁論してる最中にヤジを飛ばすわ、採決を行うといった途端にカメラに向かってプラカード出すわ…どこの学生っすか?これが国会議員…しかも野党議員ですよw 昔の自民単独政権下での野党に比べ、なんて品のない人達でしょうかね。しかも、民主党政権下の時は、審議不十分なままで強行採決を何度も行ってるのに、現在の安倍内閣では強行採決自体が今回が初めてであり、しかも散々審議をやりまくってるのに、それでも“審議不十分”だとダダ捏ねやってるんですよwどう思います?
実はオイラ、ネットでこの様子を見てから、昼間のニュースを見てたんだが、本気でマスメディア、完全に腐ってますねぇ…いや、創価学会を目の敵にしてる以上は、最初から腐ってるんだろうけどw 審議の経緯を一切流さず、野党が攻めてる場面しか流してないのって、それ、国民の“知る権利”の侵害ですよ?ニコ生などでタイムシフトを見てもらえば一発ですが、オイラが言わんとする事、わかってくれるかと思いますね。んでもって、現時点でSNSではこの“プラカード”画像を使ったコラージュ大喜利が話題になってます…いやね、みっともない野党の姿に、ネットを駆使できる若年層は、完全に見下してますよ。これで選挙に行って自分達に一票を…と訴えても、誰も行きませんよ。冗談抜きで、今の投票率の低さは、こういった野党の“から騒ぎ”に対して、真剣に“抗議”の意思で選挙に“行かない”という態度を示さざる得ないんですよ。連立組んでる公明党に屈するのが嫌な人達にとって、共産党以外の選択肢がない事が辛いから、結果として“行かない”という答えになるのにねw
そういう意味で、大阪維新の会という政治団体に期待を寄せているのが、殆どの大阪府民なのであって、寧ろ維新の党に対しては“民主の吹き溜まり”的な目でしか見てませんよ。言い方を変えれば、多くの大阪府民は橋下市長の概念には賛同してる訳だが、その“方向性”があまりにも東京を意識しすぎてるから、先の住民投票大阪都構想自体が“否決”されたのであり、大阪独自である事と、今の大阪府としての機能を維持したままでの改革であったなら、もっと大阪市民も賛成してた訳である。これこそ、完全に“説明不足”で賛同を得られなかった話であって、ある意味敵を作り過ぎた上での自滅である。そういう風に仕向けたのは、いうまでもなくマスメディアの“報じ方”である。そう、ちゃんとした内容をきちんと説明せず、単純に“大阪危うし”だとか、“独裁政治許さぬ”という風潮を作ってしまった事が、民衆の理解を得る機会を奪ったと考えていい。で、それと同じ事を、既存のマスメディアはやっている訳で、しかも事は、国民の命と財産を守る事に関する議論であり、そしてそのための自衛隊のあり方を審議してるのに、メディアはどう報じたか?ここで考えて欲しいのは、いわゆる“百田発言”や中東厨二病に関する報道である。百田氏個人の意見を、さも国会議員が発したかのように報じ、それを“言論に対する冒涜だ!!”と言ってる時点で、完全にブーメランであるw 特に沖縄の地方二紙は、まるで安倍総理の意見の様に報じたようだが、それこそ、事実の歪曲であり、しがない放送作家に対して自らが言論弾圧を行ってるようなモンである。ぶっちゃけ、メディアそのものに、そんな権限は一切ない!! それこそ、言論の自由に対して冒涜してるのは、件のメディア自身である。また、欧米各国では、報道機関に対して中東厨二病に関する報道で、彼等が名乗っている組織名を使わない様に指導が入っているのに対し、日本では未だにイスラム教徒全般が悪者扱いになる様な報じ方をやっている。ここに、メディアが“求めている”本音が見える…そう、70年前と同じ様に、世界中が焼け野原になる事を望んでいるのである。そうなれば、自分が報じた情報で錯乱する民衆を、そして為政者を、まるで神様気分で嘲笑えるからねw こういう態度を取ってるメディアは、遅かれ早かれ、なんらかの滅びの韻を踏む。どんなに自分の“正義”を振りかざしても、それによって定期購読者が減れば、それによる経営破綻は避けられない。
つまり、本気で報道が中立・中道の立場で物事を語るのであれば、対となる意見や資料、情報を提供する事がスジであり、自分の思惑通りに事を運ばせようと情報を改竄・捏造してはいけない。しかし、残念ながら、現在の日本の既存メディアは、かつて学生運動をやっていた連中が取締役や管理職になっている事もあって、彼等の私念で全てが決定する事態になっている。こうなると、エンドユーザーはどうなる?ここに、本当の意味での“メディアリテラシー(報道の倫理)”が根付いていないが故の“情報弱者”による、勘違いからの政府批判や暴動に発展しかねない懸念が湧くのである。そして、それをメディア自身が望んでいる事に、エンドユーザーである民衆は気付かなければならない。本当に潰すべきはどっちなのか…冷静に考える時間は、たっぷりあるとは言い難い。が、急ぐ必要はない。団塊世代の大馬鹿者たちが、事の重大性に気付き、自らが詰め腹を切るのも時間の問題だと、オイラは思うのだが…