迷馬の隠れ家 はてな本館

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自衛隊の“内部資料”の漏洩が、なぜ共産党に多いのか?

幕僚長が米軍幹部に、安保法案の成立を約束したという“内部資料”なるモノが、なぜか共産党の議員の手元にある事について、少し…いや、かなり“違和感”を覚えるのだが、どういう事だろうか?仮に、この“内部資料”なるモノが本物であれば、それを開示した幕僚長は、この時点で国家機密法に抵触し、場合によっては国家転覆罪等の理由で逮捕→懲罰が発生する事になる訳であり、逆に偽物であれば、共産党こそ公文書偽造や国家転覆の嫌疑がかけられる事になる。ただ…中谷防衛大臣にしろ、岸田外務大臣にしろ、こういう“緊急事態”に対してしどろもどろになる様では、喫緊の有事にトップダウンの指示を下す事もできないだろうし、まして、こういう時こそギャンブラー的度胸が試させる場面において、心象が悪くなる事も厭わずに、発言者に対して“高笑い”して存在の否定すらできない様では、自衛官に頭を撃ち抜かれて、戦前の様な状況へ逆戻りしてもおかしくない。今回に限れば、もしもそういうのが提示されても、オイラならバカ笑した挙句こう言うでしょう…偽の資料を掴まされて、それで国会内で恫喝されてもねぇ…ってねw
こういう時こそ、大臣として…というよりも、省庁のトップを司る為政者として、本気で“民を守る”行動を取れるかどうかが試される部分であり、そして、それが仮に“真実”であったとしても、それを国民が知って動揺する状況になりかねないと察した時点で、自分の“言葉”をもって国家を乗っ取ろうとする者を牽制する姿勢を見せる事で、安心させる事が肝心となる。つまり、自分の“言葉”に対する“責任”を負う事と引き換えに、相手の“恫喝”をバラす事こそが、本物の“指導者”とも言える訳であり、たとえ自分の部下が裏切り行為をやったとしても、そういう行為に至った“責任”は実行犯ではなく、役割を任命した自分であると明言できる上官に対し、故に裏切った実行犯自身すら、自らが犯した罪に対する嫌悪感を抱え込ませる事もできる。これ、組織を束ねる指導者全般に言える事で、部下に責任を丸投げしたのであれば、功績も部下に丸ごと与えてやるのがスジであり、自分のやった事でないのに、いかにも“自分の功績”としてパクった挙句、部下の努力や精進を踏みにじるのは、組織全体の腐敗に繋がる。日本の政治がgdgdなのは、まさにそういう事であり、自民党から政権奪取した政党が、結局長続きしないのは、結局その政党自体が“政権奪取”が最終目的になってしまっていて、肝心の支持者や現場閣僚を見下すから裏切られるのである。
さて…ではなんで、国家機密級の内部資料が、どうして共産党系の議員の手元にあるのか?考えられる事は二つで、一つは“ハッタリ”であり、もう一つは関係省庁内に、所謂“左寄り”思想の人材がいるということである。ただ…だからと言って最初からそういう“危険思想”に染まってるとは限らない訳で、要は組織にいて、自分に対する待遇に不満があるからその“腹癒せ”に、バラしてはいけない事を喋るという愚行をやると推測される。幕僚長がどうのこうの…というのであれば、その“配下”にいる自衛官防衛省官僚に疑いの目を向けるべきであり、そして、そういう人らの話を上手くパッチワークして、出鱈目な資料を作成し、それで関係省庁の長に揺さ振りを掛ける事で、自分たちの存在を“正当化”しようと躍起になってると考えれば、こんな“ハッタリ”ほど、代議士が狼狽えてたらシャレにならんのである。言い方を変えれば、野党として、現政権を討伐するために躍起になった挙句、それをマスメディアを通じて自らを“正義”として書き立ててくれれば、次の国政選挙で“政権交代”も夢じゃないから、総攻撃を行う訳である。共産党の“戦略”としては、他の野党に比べて流石に攻撃的で、且つ、勢いに乗れば怖いモノはない。が、この“カラクリ”を見抜いて、この行為を見ていけば、そこにばかり目が行き過ぎて、肝心な事が欠落してる事に気付いてない部分が垣間見える。つまり、情報を“漏洩”した事によって、嫌疑をかけられるのは誰なのか…そして、その“情報”をもって政府に対して恫喝を行っている政党が、仮に政権交代で与党となった時、本当に国民を、そして国家そのものを安泰に導けるかという疑念が起きる。これこそ重要な部分であり、政権奪取後に他国…特に国際法的に見てルール違反を犯している中国やロシアに対して、どう対応できるかを考えた時、その責任を前政権や下野した政党に押し付けて逃げようとする姿勢は、とてもじゃないが国民をバカにしてるのと同じである…そう、20年前の阪神大震災の時、当時の社会党政権下において、自衛隊に災害救援の命令を下せなかったのは、当時の自衛隊法において、そういう決まりがなかった事であり、当時の貝原兵庫県知事が直談判して伊丹や姫路の駐屯地に属する自衛隊に救援を求めた事で、法改正が行われた訳である。地盤である兵庫県が震災で壊滅的になってるのに、当の社会党幹部は何をしてたか?言うまでもなく、情報収集を行うどころか、中には海外へ私的な旅行に向かおうとしたバカもいた。同じ様なケース、4年前の東日本大震災、栄村大地震紀伊半島豪雨災害…これらの時に、当時の民主党政権は何をしたか?流石に自衛隊派遣に関しては法整備ができてた事もあって迅速にできたんだが、福島の原発事故は、津波による全電源遮断というのが全てであり、それをどうにか復旧させようとしてる最中に、“現場視察”の名の下で作業を中断させた事で、最悪の結果に至った訳であり、また、海外からの救援部隊に関しても、台湾は震災発生とほぼ同時に救援部隊を組織してたのに、それを“門前払”して、中国と韓国の救援部隊を、他の国よりも最優先で呼び込んだ訳である。言っちゃなんだが、在日米軍も本国からの指示ではなく、日本政府からの依頼を待って準備してたのに…である。
こう考えると、よくわかるかと思う。災害の時ですら隣国…しかも自分の都合が悪いとすぐさま“反日・抗日”という口実で国民の関心を逸らす連中に“配慮”して、何もできない国民を見殺しにしようとした政党に、誰が信用する訳だ?安保法制ってのも、とどのつまりは在日米軍が“撤退”した時に、誰がこの国を守るのかという事を論じてる様なモノなのに、そういう部分を“憲法9条”を盾に“戦争法案だ”と騒いでる時点でお察しである。要するに、共産党は自分自身の功績になる事、手柄になる案件であるなら、なんでもいい訳であって、そこには肝心な“民を守る”概念も、“国を治める”概念もない…単純に、巨万の富を得たい為、そして、国家を牛耳て民を見下したいだけである。安倍総理ヒトラーだと罵ってる割に、自分たちの行動こそが、それそのまんまだという事に気付いていない時点で、発言そのものがブーメランすぎて“大草原”である。共産党にとって、日本という“立憲君主制民主主義”をいち早く潰して、自分が思い描く“理想郷”に作り変えたいのです。でも、そういう“不安定な国”は必ず滅びます…民から信用されない長は、故に民を見下し恐怖政治を敷いた挙句、国政の失敗からくる責任逃れをする為に、国そのものを滅ぼすから。