迷馬の隠れ家 はてな本館

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あどランアーカイブ その56(カレンダーにまつわるetc…)

昨今、放送局の人気アナ(主に女性アナ)を題材にしたカレンダーが巷に出回るようになったが、実は、“あどラン”が放送されてた時代に、オリジナルカレンダーを番組内で作成した事があるといえば、かなり驚かれるかと思う。そう…東京キー局や在阪他局が売り出す前から、実はMBSではそういうマニアック(?)なカレンダーを作成した事があって、またそれを視聴者に頒布した事があるのだ。
オイラの記憶が正しければ、その企画をやったのは今から20年ほど前の話。しかも10月あたりに放送された際の企画で、取材した時点でカレンダーの印刷業界は、すでに“本日の営業は終了しましたw”状態…しかし、カレンダーを作成する際に必要な情報を取材したいという旨で交渉の結果、一番安上がり&ユニークなカレンダーを“試験的”になら作れるということで、半ば強引に作成した訳である。で、どんなカレンダーだったかといえば、リバーシブルで使える大判(A3だったかな?)ポスタータイプで、茶屋町社屋とアナ達をイラスト化して、かなりポップな仕上がりになってましたw しかも表裏でデザインが“昼夜”になっていて、しかも誕生日に合わせて振り分けた配置で描かれていて、なかなか面白い感じの、だけど実用性に関しては苦言を呈さざるえないモノでした。また、作成にあたり、発注枚数が1000枚が“最低ライン”と言われ、番組予算がカツカツにまで削減された中での話だったこともあり、こういう“中途半端”な感じのモノしか作れなかった訳で、視聴者プレゼントにするにしても数が多すぎることもあって、泣く泣く茶屋町本社屋1Fにあるグッズ売り場での“無料頒布”という格好でオチがついた訳であるw
コレ、オイラも実家に保存してあるんだが、正直手抜き感全開なのは否めないし、あの当時、“あどラン”に対して視聴者の関心が薄れてたこともあって、かなり有り余ってたのは言うまでもなかった…しかし、時が流れ21世紀に入った途端、女性アナのグラビアを中心としたカレンダーが、東京キー局を中心にバカ受けする様になると、この企画の評価は、MBS内でも見直されることとなる。そして、カレンダーという“ファングッズ”は、中途半端な無料頒布よりも、付加価値をつけた有償の方が、却って商売になることが判明したからこそ、全国の民放テレビ局では、挙って在籍アナ達の、スタジオや番組では見せない様な“素顔”をグラビアにしたカレンダーが出回る様になった訳である。また、放送局によっては卓上型と通常版の2種類が発売される様になったのは、ある種の“アイドル商法”であるw つまり、自宅用と職場用で両方買って貰えば、その分、作った甲斐があるというか、アナ達の給与につながる…という訳であるw そういった意味では、毎度ながら“あどラン”という番組は、あまりにも時代を先走った番組だったとも言えるのかもしれない…