迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

純喫茶“It’s me Cafe” 2016 三杯目

マーティ(以下テ):全く…この手の差別行為は後を絶たないねぇ…
エルハ(以下エ):今日のテーマは“人種差別”ってことね。それにしても、今年のアメリカ大統領選…あまりにも品が無さ過ぎるわ。
テ:だが、実際問題を言えば、どっちの候補が勝ったとしても、最終的に苦しむのは、それを“選んだ”人自身だよ…品格がある人でも、その理念や思想が一般に理解されるには時間がかかるし、大衆迎合といっても、それが“どこ”の民衆に対するモノなのかってのを見極めないと、最終的に“裏切った”と勝手に騒ぐことになるよ。
エ:確かに、そうよね。“自己責任”といっても、それはあくまで自分自身で決めた事に対する対価であって、他人の意見に自分が賛成したのであれば、その時点から“連帯責任”が発するモノよ。自分が関わりたくないなら、他人の意見に賛同しなければいいだけで…
(カランコロン…)
テ:おっと、こういう事に鋭いのが来たw
マーグ(以下グ):どういう了見だw
アッシュ(以下ア):ま、言わんとすることは理解できる…で、マーティよ、今回のテーマは在日外国人…特に朝鮮半島と中国系に関する話だな?
グ:それだけじゃねぇだろ?諸外国で頻発してる、対立の根源ってのを問うて見たいからだろ。
テ:流石、洞察力長けてるマーグだけあって、話が早い。
ア:長話をするのだったら、それに似合うのを頼むか…ストロングコーヒー、できるな?
グ:コーヒーでコーヒーを淹れるアレかw
ア:何が悪い?
グ:いや、なんでも…オレはホットミルクセーキでいいやw
テ:じゃ、プリン味になる様、カラメルソースを沈めておくか…
グ:そう来たかw
エ:では、相対的な味ですから、少しあっさり目のモノでも用意しましょう…

グ:とか言いながら、結構ハイカロリーだなw
ア:だが、冬場だと、これでもイケるからなぁ…w
テ:ま、“白い恋人”自体、北海道土産のド定番ですからねw
エ:でも、和菓子でも“口直し”でお茶を飲む訳だから、これでいいじゃないの?
テ:まあまあ、エルハ、落ち着けよ…
ア:“大衆迎合”といっても、本当に庶民が求めてる“意見”とは、特定の民族や思想などといった感情の“特別視”を排する事が根幹にあって、それは何を指しているか…って事だろ?
グ:確かにな…差別の根本的な部分を是正するにしても、何がどうしてそうなったか…っていう部分から始めないと解り辛いトコがあるよな。
エ:そもそも論からすれば、異邦人と地元人…という“区別”からくる部分があって、さらにそこに対する、バイアスが掛かった情報からくる誤解や偏見、さらには勝手な憎悪が積み重なって、最終的には互いを傷つけ合うという最悪の事態へ発展する…この流れは、どの地域でも、どんな対立にも付き物な部分よね。
ア:しかも、本来であれば同族、同門、同種同士の粗相であるなら注意し合えるモノなのだが、これが“異邦人”とか“異端なる者”という風に、なんらかの“違い”…某アニメの“ATフィールド”めいた“何か”で分けられていると、一方が“悪”で一方が“善”という体裁になる。同じ犯罪でも、異種族、異国民、異宗派という“だけ”で、なんの罪もない人までも批判対象となる…この時点でおかしい訳で、犯罪者はどこまでいっても“犯罪者”であって、属する組織や出身、信仰する宗派が同じ者であっても、全くの“別人”までも“犯罪予備軍”的に批判する事自体、諸悪の根源じゃないのか?
グ:そこだよなぁ…信じてもらうための“戒律”を守ってる者すら批判する事が“正義か?”ってこった。
テ:日本で報じられている重篤な犯罪は、大概は在日韓国人や中国人…と言われてますが、実際問題として本当に“犯罪”に手を染めた“日本人”自身の数と比べて、どういうモノなのでしょう?そこを踏まえた上で、もう一度考えると、どこかおかしいですよね?
グ:それと同じ理屈で言えば、白人警察官がまだ何も事を起こしてない黒人の頭を“勝手に”ブチ抜いたり、何も実害を及ぼしてないイスラム教徒に対して“テロリストと同類”という理由でキリスト教徒が殺害してもいいという“理由”にはならんよな?
ア:そういう事だ…報道に惑わされてる人ほど、その情報の“裏”には、双方の信頼関係をなんらかのカタチで破壊したいという思惑が蠢いている事に気付かない。本当に“勝手な憎悪”に振り回される人ほど、メディアの情報を鵜呑みにしやすい。もちろん、それ以前の問題として、周囲の人々の“陰口”に惑わされてる事の方が、よっぽどだと思うな。
テ:まだ、実際に出会ったこともない相手に、しかも、なんの情報もないまま対面したとしても、犯罪に巻き込まれるかどうかは、ある意味運次第であって、しかもその人以外の他人も“同じ”かといえば、そうじゃない確率の方が高い訳で、たまたま自分が犯罪に巻き込まれた経験“だけ”の情報のみで、全てを否定するのは、相当なエネルギーが必要ですよ。
ア:そういった事を先祖代々、しかも関係ない子孫末代にまで受け継がせて、どんだけの罪を犯してるんだよ…
グ:だよな。言ってみりゃ、先人のツケを払う義務なんてのは、現代社会で必死に生きてる連中にはねぇんだよ。それをさも“先代の恨み”とか言ってる時点で、先祖や子孫に自分自身が犯罪を行う“言い訳”にしてんじゃねぇのか?
テ:そういう事ですね…それを誰が教えるのでしょうか?