迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

鉄道Bar“グランシャリオ” 2017 第二夜


カイル(以下カ):とーらを生ーけ捕り、ベイスターズ倒し、竜を呑ーみ込み、こーいを釣り、巨人のほーしーをーーー、撃ーちおーとーしー、とびーだせー、国ー鉄ー、スーーワローーズw
アポロン(以下晃):なんだ、その歌い方はw
カ:わっ?!誰もいないと思ったのに…
レイ(以下レ):BGMを大音量で流すから、せっかくのドアチャイムも、聞こえなかったんじゃない?
カ:あわわわわ…これは失礼しました。ようこそ、グランシャリオへ…夫婦でこちらに出向かれるのは、珍しいですね。
晃:いや…恥ずかしい話なんだが、先日、俺がやんちゃしたテレビの映像がYou Tubeに揚がってるのにレイが気付いて、それで説教されるのが嫌で、こっちに出向いたって訳なんだよ…
レ:で、あたしは付いてきちゃっただけよw
晃:で、この曲は東京ヤクルトスワローズの球団歌だろ?なのに歌詞の一部を“国鉄”にしてるのは、この球団の成り行きを理解した上での話か?
カ:その通りっす…“国鉄スワローズ”時代のモノ自体が存在してないっぽいんで、こちらで代用ってことにしたんです。
レ:不思議に思っててんだけど、スワローズという球団名の由来って、元々はなんだったの?
カ:これは、東海道線を走っていた特急つばめから由来するモノで、お二人だったらご存知かと思いますが、SLにも高速走行ができる車体のレフ板には、つばめのマークがあったんで、そこから来てるんですよ。
晃:今でも、JRグループのバスの車体には、車体にそれを踏襲してあるんだよ。
カ:そうです…言ってみれば、国鉄時代からつばめのロゴは、高速化の象徴ともいえるモノだったんです。で、九州新幹線の800系も、その習慣に従い、つばめが円を描くエンブレムが採用されてるんです。
晃:そもそも、国鉄プロ野球球団を持ってたこと自体、今の時代であれば噴飯モノの話だと思うのだが…
カ:確かに、国民の税金を使った球団って目に映りますよね…だから、ヤクルトに売却したって考えてもおかしくない訳で、だけど、そこに至る前に、様々な紆余曲折があったんですよね?
晃:なんで俺に聞く、それ?
(チャランキャラン…)
カ:お、助け舟キターーーw
ノブ(以下ノ):なんやねん、その言い方は?
晃:いやな、スワローズの歴史についての話しで、国鉄からヤクルトに移るまでの変遷で、どういうことがあったかって話をだな(ry
ノ:あ、その話かいなw 表向きな話をするんやったら、“国鉄”という名称を使うてはいるけど、本当は国鉄に関する法律に引っかかりよるさかい、国鉄の外郭団体が株主として設立したんが基の始まりで、その後、経営にフジサンケイグループが関与し、一時は“サンケイアトムズ”という名称を使ことったんや。
レ:あれ?なんで“アトムズ”なの?
ノ:“巨人の星”への対抗策とも言える話やねんけど、当時の人気マンガだった“鉄腕アトム”をマスコットにしたから、この名称が一時期使われたんや。そやけど、手塚アニメの版権を持ってた虫プロが倒産してもうて、ほんで、実質上の経営をフジサンケイグループから“切り離し”てヤクルトに委譲したんが、現在のスワローズやねん。せやから、FNSでのプロ野球中継において、なんでヤクルトのホームゲームが多かったんかっちゅうたら、そこんトコの兼ね合いやねん。ま、ボクの“生前さん”がいたカンテレで、パ・リーグ戦(主に阪急ホーム)が多かったんかって話も、実はそこんトコの絡みみたいなんがあるんや。
レ:だからマスメディアは、挙って球団運営に一枚噛みたかったってことなのね…
晃:そりゃ、放映権かって、自分トコが保有してるなら、ほぼタダ同然で中継ができるからなぁ…
ノ:そんなことおまへんで、それが却って足枷になることかて、時としてあるんや…な、カイルんトコも、確か…横浜の球団でドッタンバッタンなこと、あったんやなかったっけ?
カ:詳しいことは、ボクは関与してないんでなんとも言えないんですが…ともかく、今宵の一杯。今夜はヤクルトの話題になったんで、ヤクルトと白ワインを使って…割合としては2:1で…フルーティーダブルカルチャード、もとい、リッチヤクルトレディですw ヤクルト自体が甘いので、辛口の白で割ると、ちょうどいい感じになるかと思います。