迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

深夜食堂“ふらっとりばー”2018 六皿目

マーグ(以下グ):まーたフグに関する事故が報じられてるな…マスターの叔父貴もそうだったらしいんだが、フグを取り扱う小売業や飲食店では、法律で、フグ調理免許を取得した人でないと、販売も、調理も、やっちゃダメなんだよな。各都道府県で、多少の相違(特に。地域別でのフグの食べ方そのもの)があるからなんとも言えないトコがあるが、基本、厚労省が指定する危険部位(特に肝と卵巣)は、鍵付きの専用アラ入れに入れてから、専門業者に引き渡すのが義務となってるんだよな。だから、寿司屋や割烹などの和食店でも、フグ免許を持ってないトコでは、原則として、てっちりやてっさ等のフグ料理の提供はできないし、仮にできたとしても、事前にフグ免許を保有してる業者への外注で取り寄せてる訳なんだよ。その外注先の業者が、調理を誤ったり、処理を間違えると、保健所の指示で営業停止になるんだよ…単なる食中毒でもヘタしたら一週間ほどの営業停止処分になるが、フグ毒の場合は、更に厳しい処分になるからなぁ。ま、オレんトコは元々、フグを取り扱おうとは思わないし、“こっち”はいわゆる“あの世”だから、毒があろうがなかろうが関係なく喰える環境なんだが…一応、コレはマスターの力借りて公開してる話だから、“あっち”…てか、いわゆる“現世”の食品衛生法に準じて話進める格好にしてるぜ。
(ガラ…ベキベキベキ…)
(/厳-;)まったく…なんで話の腰、そう簡単に折るかなぁ…
オグりん(以下栗):んお?だって“こっち”だと、種族も何も関係なく、いろいろ食べられるだおw 一応、ボクちんは草食獣としての体裁だけは、守ってる方だお。
ファルコ(以下隼):…確かに、馬としての体裁だけはね。でも、やってる事、怪獣じゃんw
栗:怪獣じゃないだお、ボクちん的には人間と同等に扱って欲しいだけだおw
グ:充分に、それは受けてるだろ?特にシンとかノブんトコで。
栗:違うんだお…そう、もっとこう…競馬関係者以外での交流の場が欲しいだお。どうしても、ボクちんって、競走馬というイメージしかないから、もっと純然に、単純に、愛玩動物感覚で接してほしいだお。
隼:ひょっとして…それが目当てで、ワザとポニーサイズで走り回ったり、ペルシュロンサイズで店の扉を壊してるのか?
栗:そこまでデカくは成れないだお!!せいぜい立ち上がっても、普通サイズだお。
隼:“普通”ってどうだろ?どっちか言えば、巨漢クラスでしょw
栗:酷いなぁ…ファルコだって500kg近くあるんだから、他馬の事言えないだお!!
グ:オマエら…店の中で暴れたら、特製にんにく味噌で味付けした大豆肉回鍋肉セット、お預けにすんぞ。
隼:そ…それはちょっと…
栗:わー食べたいだお…ごめんなさいだお…
グ:まったく…ただでさえマスターの畑がなかったら、葉物野菜が高騰してるから、キャベツの入手すら困難だった可能性があるってのに、オマエらときたら呑気に立会い相撲を繰り広げやがって…