迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

Shin's Bar へようこそ 水無月の一杯

シン(以下シ):そうですか…もう17年も経過してたんですね、あの破竹の勢いは。
潤平(以下潤):え、またイミフな話からっすか?
シ:いやなに、今年の宝塚記念で、ミッキーロケットに騎乗してた和田竜二騎手の事ですよ。GⅠタイトルを獲得したのが、2001年の春天以来の話であり、一部のファンから“オペラオーの呪縛”から、やっと解き放たれた勝利という表現が出たほどなんですよ。
潤:ああ…そういう事っすか。そういや、そのテイエムオペラオーが先月17日に…
シ:ですから、勝利騎手インタビューでも、“オペラオーが後押ししてくれた”と答えてますので、よっぽどだったと思います…愛馬の死を悼むと共に、これでやっと“成長した”という実感が湧いたのでは…

(カランコロン…)

っと、いらっしゃいませ…
潤:ようこそ、Shin's Barへ…
ハルトラ(以下ハ):ああもう、何で今年阪神がBクラスやねん。
ロクさん(以下憲):まぁ…気持ち的にはわからなくないけど、でも、大概阪神が最下位や低迷してる時って、オリックスが好調な事ってよくある話だからなぁ…w
シ:おや…この店には初めてですよね?
憲:ああ、そうだったね。なんせ、ハルトラさんがトラに関する愚痴に付き合えって誘って来たモノですから…
ハ:ええやんか…ここは競馬だけやなく、様々なスポーツに関する話題、政治や海外情勢に関する話題など、様々な話を聞いてくれるトコやねんから。
シ:基本は競馬の話…ですけどねw ただ、ゆっくりとお酒を楽しんでもらうために、他の話をされても良い様に、我々は話を聞く事に徹しますから…
憲:なるほど…だから、競馬雑誌やスポーツ紙だけじゃなく、文字情報としてモニター画面にニュースのヘッドラインを流してるのか。
潤:偏った情報のみでは、判断できないことも多いですから…
ハ:それ、言えとるわ。昨今のニュース見てても、なんか意図的に、誘導尋問してる様なん多いやんか。
憲:ま、昔から、そういうトコはあったんだけど、ここ数年は、そういう傾向が顕著になってるというか…
シ:迷馬さん流に言わせると、インターネットの普及で、情報の発信源が既存メディアから個人のSNSアカウントに移行してるからってことらしいです。
ハ:それは言えてんな…ワイの倅も、それを活用して情報発信してんねんけど、タマに、意図を解せずに批判的な言葉を吐くモンもおるからなぁ…
憲:あー…いますね、そういうの。でもそれって、インターネットができる前から、結構ありましたよね。球場内でのヤジとか、番組に送られてくる投書とか…
ハ:…そういや、そやなw
憲:だから、送られて来た“声”に対して、番組内で紹介できるかどうかを、キチンと判断する技量が必要になるしね。ここんトコができてないパーソナリティーが増えた様な気がしてるんだけど、店主はどう思われる?
シ:同業者の大先輩に対して、意見すること自体憚るモノなのですが…あえていうなら、その裏方の構成作家やプロデューサーが、余計な差金をいれてるのでは?と、懐疑的になることがありますね…
憲:え…“同業者”って?
ハ:あ、説明してへんかったなw 店主のシンちゃんは、“生前さん”がロクさんと同じ、スポーツ実況のアナウンサーやってん。隣の潤平ちゃんなんか、“生前さん”は、競馬関係者やし…
シ:競馬専門でしたけどね…ラジオで実況してましたよ。
潤:僕は騎手でした。
憲:ああ、そういうことか。ハルトラさんが、前からボクに連れてきたい店だって言ってたのは。
シ:一応、俺自身…というより“生前さん”自身も、ラジオ局の関係者でしたからね…
ハ:ところでさ、今年の春のGⅠ戦線は、シンちゃんから見てどないやと思う?
シ:そうですね…一言で総括すれば“執念”でしょうね。クラシック戦線では、アーモンドアイの牝馬二冠達成をはじめ、皐月賞ではオルフェーヴル産駒のエポカドーロが戴冠し、ダートのフェブラリーSではノンコノユメゴールドドリームの連覇を阻み、春天ではレインボーラインが自らの脚を犠牲にしながらも鞍上の岩田騎手に勝利をもたらし…
潤:日本ダービーでは、19回目にして、そして福永家にとって待望の栄冠に手が届いた瞬間でした。
ハ:あ、そやったんかいな!! アレのおやっさん知ってるさかい、まさしく“悲願達成”やったんやな。
シ:それ以上に今年は、春アニメの作品で、競馬を題材にした“ウマ娘プリティーダービー”が、下馬評を覆して大ヒットしました…題材になっているレースの時代背景が98〜99年のGⅠ戦線であることや、そこで実際の実況を再現した様な台詞回しがあったりと、競馬ファンが見れば、思わず“その夢の先”が見たいと思わせる作品でした。
潤:確かにアレ…どの話も、事実に基づいて、且つ、さまざまな“If”を詰め込んでましたから、競馬を知ってる人でも、知らない人でも、一緒になって楽しめる内容でしたね。
ハ:せやけど、オグりんが放送の度に拗ねとったんやけど…
潤:多分、キャラの設定が“大飯食らい”という勘違いに対するモノかとw
ハ:あ、そりゃそうやなw よう走る馬ほど大飯食らいやってのは、競馬やってるモンやとよう解る話やけど、競馬知らんモンが見たら、そういうキャラだと思われるわなw

シ:さて…今宵の一杯は、ちょっと奇を衒ったモノを一つ、ご紹介しましょう。ウオッカ30mlと、ひやしておいたビーフブイヨン(ビーフコンソメでも代用可)60ml加え、よくシェイクしたら…ブルショットです。ブラッディメアリー等の、トマトジュースを使ったカクテルがある様に、一種の“飲むお惣菜”と言える代物ですが、これからの季節、食前酒がわりに塩分補給も兼ねて、飲んでみるのはいかがでしょうか。ちなみに、コレをトマトジュース60mlで割って、レモン汁を大さじ一杯加えると、ブラッディブルというカクテルになります。
憲:ははーん、オリックスバファローズ”にあやかったねw
潤:ご名答っすw