迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

“住みたい”と“好き”は別バナでして…w

今週のお題「好きな街」

 

オイラ的には、“街”よりも“地域”って感じで好きなのは、馬産地である北海道の日高地方…特に浦河町の町役場周辺の街並みは、結構メルヘンチックで好きな雰囲気なんだが、定住を考えると、冬場の生活環境が現在いる斑鳩の郷よりも厳しい事を踏まえると、ちょっと躊躇する。まず、タイヤチェーンを一人で取り付けできない時点で、話にならないし、医療機関に掛るとなると、クルマが使えない時点で話にならない。まして、生活必需品を買うとなれば、長期間の備蓄を踏まえた上での“買い出し”になるため、近所にコンビニがある実家と比べたら、かなり生活が厳しくなるのが目に見えている。

 

かといって、大阪や東京などの大都市が“住みたい”とも思わない…魅力的な場所は多いけど、“裏”を知っていると、実は結構“つまらない街”であり、いろいろ情報があっても、却って街としての魅力が色褪せる。

 

“便利”なことは良い事づくめのように聞こえがちだが、故の“不便さ”が見え隠れしてるトコがあり、そのバランスが悪いと、逆に生活の質がガタ落ちになる。もっと言えば、地域による特性を生かせていない行政区は、必然的に面白味のない、いろんな意味で退屈な街になる。逆に、様々な欠点や難儀な部分がある行政区ほど、その創意工夫が面白いのであり、他が真似できない様なことをやってるからこそ、外部(余所者)から見た時に“魅力”になる訳である。故に、自分好みの“理想的な街”だと余所者が感じて、“景観保持”を訴えると、変化を求める定住者から反発を喰らう訳であり、都市の再開発を行うにしても、その地域の“歴史的価値”がある建造物や遺構が“邪魔”だとして排斥されることになれば、それはそれでいろんな問題が出ることがある…特に災害関連の遺構は、後世に対する“教訓”として意図的に残そうと思っても、その威儀や理由があやふやだと、却って甚大な災害を招きかねない事案になる。

 

それでも、様々な意味で“魅力的な街”ってのは全国にあって、その中でも北海道の日高地方をオイラが好きでいられるのは、夏場の風景しか知らないからこそ言える訳であり、馬産地だからこその風景…周囲を見渡せば、いつでも馬がいる景色が“羨ましい”と思うほどの馬バカだからこその話であり、だからこそ、この斑鳩の郷でも再現できるのであればやってみたいという思いはある。けど、ひっくり返った考え方をすれば、“馬を飼う”という事は、必然的に旅好きにとって“旅行禁止の刑”になる訳で、これはこれで辛い…だから、観光客として日高を訪れるのは好きだし楽しいけど、定住となると、農業と漁業以外の職業が希薄な上に、公共交通機関が壊滅状態に近い状況下では“ノーサンキュー”な話である。ま、斑鳩の郷もそれに近い様な環境なんですけどねw