迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

使用済みペン型注射針は“医療廃棄物”です!!

先に、こちらのTwitter投稿を見てもらおう…

結論から言えば、非常に“危険な行為”であり、血液感染の恐れがある疾患を抱えてるなら、不特定多数の感染をもたらしかねない。特に、ゴミ回収や場内清掃を担当する係員の、健康を害する行為に等しい話だ。

 

ま、オイラも糖尿病で毎朝インスリンの注射が欠かせない身分なのだが、昨今のペン型注射器は、針自体も極細で、腹部に打つ分には、そこまで痛くはないんだが、オイラの実家一族は非常に皮膚が薄いモンだから、繊細な注射針でも切れてしまう程すぐ出血する体質である…なんせ幼少期から、厚底な上履き履いた状態でも画鋲が刺さった感覚がわかるほどの鋭敏さがあって、幼稚園通園時は毎年、冬場になれば、かかと部分が血で真っ赤っかは日常茶飯事だったw(肌荒れじゃなくて、画鋲が刺さりまくった為…)

 

閑話休題、では…自分で薬剤を打つためのペン型注射器の針は、基本、どうやって処理してもらうのか?答えは至ってシンプル…処方箋薬局か、内科系医療機関(特に糖尿病専門の内科医)に、専用の回収容器に詰めて、窓口に提出すれば、その場で回収してくれます。通常、専用の回収容器自体は、処方箋薬局か総合病院の売店で100円程度で販売してるんだが、容器自体が一回きりの使い捨てなのと、意外と嵩張るモノなんで、携行できる代物ではない事が多い。そのため、インスリンや食品アレルギー持ちで緊急用の解毒剤としてエピペンを携行してる人は、出掛けた先での針の処理に難儀することになる訳である。で、競馬場などの鉄火場によく行く人で、高齢者ほどトイレの汚物入れとかに廃棄する訳である。これ…ガチで危ないからやめろって言っても、当人の“医学的感覚”では通用しないから頭が痛い。そこでどうしたらいいのか?結論を先に言えば、回収容器と同程度の強度があって、携行しやすいモノで“代用”したらいいのである。オイラ的にオススメしたいのは、ブラックコーヒーとかで一部出回っている“ボトル缶”ってヤツ。中身を飲んだ後、水道で軽く洗ってから使えば、蓋がスクリュー式だから密閉できて、液体じゃないからフタをきちんと閉めとけば、カバンの中で使用済み針が飛び散る心配もない。サイズによってはこの時季だと、コートの内ポケットに入れておけるんで、邪魔になりにくい…しかし、このボトル型の缶自体がレア物に近いトコがあるから難儀するかもしれない。そこでもう一つ提案するのは、350ml以下のペットボトル。特にお茶の入ってたモノが、意外と厚みがあることもあって、結構便利。逆に500ml以上のペットボトルは“エコパッケージ”の名の下に薄っぺらい事が多く、場合によっては針が貫通することもある。炭酸系のボトルもいいんだが、糖分のせいでベタベタなんで、きちんと洗ったモノじゃないと、夏場は破裂することもある。(高温に晒すと、ボトル内に残った口内雑菌と糖分が自然発酵して、そのガスでパンパンになるから…)

 

オイラ自身、実家とかで外泊する時に必ず、回収容器も携行するようにしてるんだが、検査キットも含めた一式を持って行くのって、結構荷物になる。しかし、場内で従事してる係員のことを考えると、自分自身がこういった厄介な病気に罹ってしまった事自体が悪いのであって、迷惑をかける分は、自分で最後まで処理するのがスジだと思ってる。だから、同じインスリン使用者として、ちゃんと“注射マナー”は守れと、声を大にして言いたい訳である。