迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

アニメスタジオ襲撃事件は、サブカル文化への冒涜…

本題に入る前に、参院選投票4日前なのでこちらのテンプレから…

 

全国どこでも\山本かなえor公明党

大阪だったら\杉ひさたけ/

兵庫だったら\高橋みつお/

福岡だったら\しもの六太/

愛知だったら\安江のぶお/

神奈川県なら\佐々木さやか

東京都民は\山口なつお/

埼玉だったら\矢倉かつお

大事な一票、小さな声も逃さず国政に反映させる行動力、信頼と実績の公明党に託してください‼︎

 

 

(;・∀・)=3 参院選終わるまでは、本題の前にこのテンプレが付きますので、ご了承くだされ…

 

 

 

 

 

今回はガチで怒りしか湧かない、そして何より、日本のサブカル文化に対するテロ行為に関する話…ただ、この怒りに関しては、容疑者のみならず、制作現場の“安全対策”を怠ったことによる二次災害にも言及せざる得ない話として、オイラの意見をまとめさせてもらう。今回の件は、他のアニメスタジオでも起こりかねないモノであると同時に、“モノづくりの現場”を襲撃して破壊する行為は、いかなる理由があってもやってはいけない蛮行であり、文化そのものの否定である…

 

現時点で把握できてる状況を纏めると、午前10:30頃、京都市伏見区六地蔵駅周辺に立地してる、京都アニメーション第一スタジオに不審者が“作品パクった、死ね”と怒鳴りながらガソリンをぶち撒いて火を放ち、建物が爆発炎上。容疑者は足や胸などに火傷を負った状態で逃走したが、警察に身柄を確保され、消防が消火とスタジオ内の取り残されたスタッフの救助に当たってるが、13人の死亡と、30人近くが行方不明、なんとかスタジオの外へ逃げ出せたスタッフも30人以上が重軽傷という惨事となっている…遺体の多くは火元の1階と2階階段付近に集中してて、3階以上のフロアに、逃げ遅れたスタッフがいるという事で、夜通しでの捜査活動を行うという…火の方は鎮火した様だが、恐らく、更に犠牲者が出ると思われると、あまりにも痛まし過ぎる事件である。

 

直接の原因は、容疑者のイチャモンからの犯行であり、これ自体は追い追い、捜査が進展すれば解明されるんで暫くは静観した方が良いだろう…しかし、ここまでの大惨事に発展してしまったのは、アニメ業界特有の習慣や、作業場の安全対策が欠如していた事が要因として推察できる。特に、スタジオの構造上、非常階段や脱出経路が外部にない事や、消防法で定められた消火設備などがなかった可能性がある。ここについては推察の域でしかないので、誤解や偏見が含まれる事は理解して欲しいんだが、アニメの制作現場は、実は昔から時間感覚が狂う様なカンヅメ状態になる事が多く、特に、毎週放送される30分モノのアニメの場合、それこそコミケで出す新作原稿に追われて修羅場状態の同人作家生活を、ほぼ毎週…否、毎日やってる様な職場である。もちろん、アメリカのカートゥーンアニメの制作現場では、QOL向上の為に、アニメーターの職場環境は結構手厚い福利厚生が約束された上で制作されてるんだが、日本の場合、それこそ“マンガの神様”と称された手塚治虫の理念…“子供達の笑顔の為にも、制作コストは抑えるべき”という言葉の意味を履き違えたスポンサーや放送局、出版会社が版権を盾にアニメーターをこき使ってるフシがある。(どこぞかの芸能事務所より劣悪なのよ、アニメーターの仕事は)

 

話はさておき、そんな“毎日修羅場”な制作現場では、出来るだけ時間を気にせず制作に没頭させる為に、ワザと外部との接点を閉ざしてる事が多く、特にスタジオでは撮影時に外部の光が邪魔になる事を理由に、窓が全くない状態の建物になりやすい。コレはアニメの現場に限らず、映像や写真を取り扱うスタジオでも一緒で、機材搬入路以外の扉を設けていない事が往々にして存在する。(もちろん、音楽収録のスタジオでも、放送局のアナウンスブースも、一部では建物の外が見えない様、壁で囲われた作りになっている)つまり、そういう外界から隔離された空間で火が放たれれば、逃げ場がない構造にせざる得ない業界なのが、“スタジオ”と名がつく施設の欠点とも言える訳である。

 

更に、昔ながらの技法…薄いセルロイド板に絵を描きながら制作するアニメスタジオの場合、セル画に使う塗料が油性顔料である事が多く、制作現場そのものが“火気厳禁”である…かつて、アニメスタジオでの火事といえば、撮影時に長時間セル画を白熱灯に晒し続けた事による自然発火や、アニメーターの不注意で、作画現場で喫煙をした為に塗料に引火したという、ボヤ程度で済んだから笑い話として語られる事案があった訳で、CGで制作される様になってからは、そういう事故自体減ったといえど、基本、現場で喫煙が禁止されたのは健康被害云々ではなく、こういう事情があった訳です…だから、休憩時に喫煙所で群がるのは、事情が事情だけに、現場では常に厳守されてたルールなのです。

 

 

 

 

容疑者は相当な恨みを抱えて襲撃した様だが、もし、当人がいう“パクった作品”を制作したのが京アニじゃなかったら、京アニのスタッフは、トンだとばっちりで被害を受けた様なモノです…仮にそれが“真実”であっても、自ら手に掛ける必要のない話です。“出るトコ出よか?”と、著作権侵害を訴えて民事裁判を起こせば済む事です。それでなくても、同人作家のイラストや小説をパクって“自作品”としてグッズ販売を行ってる業者がウヨウヨいるのに、何やってんだって話です。ま…他人の褌で商売する業者ってのは、オリジナルの作家が活動を辞めた途端に窮しますから、“新作”を自らの手で作ったら“他人にパクられる”って自分を正当化してきますから、その時点で法の下の鉄槌を喰らわせれば良いのです。パクった技術料、耳揃えて払いなってw

 

教訓:いかなる理由があっても、制作現場を襲うのは、例え相手に非があっても、却って自分が不利になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

事件で亡くなられた方に哀悼の意を、被害に遭われ、怪我をされた方には1日も早い回復を、お祈り申し上げます。