迷馬の隠れ家 はてな本館

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日韓関係が拗れる理屈

いやはや…参院選真っ只中に、熱中症緑内障悪化で緊急入院するハメになって、実は右眼…殆ど見えてません。でも、ペースは落ちてもblogの更新は今後も続けるつもりです…体調面と相談しながらですが。

 

 

 

 

 

 

さて、徴用工や慰安婦問題から端を発してる日韓の啀み合い…来るとこまできたというより、双方の民衆がヘイトクライムを望む様な状態になっている件について、ザックリと問題点を指摘すれは、“どこ向いて喋ってるんや?”ってオイラは思う訳である。そもそも、拗れる一番の要因は、日本政府は“解決済み”としてる話を、韓国の市民団体が蒸し返すたびに韓国政府が方向音痴な政策で、政権批判を逸らしたツケが、余計な問題を誘発させてるという事と、中途半端に日本も“事勿れ主義”をやってたからこその憤懣が、余計な人種差別(在日アジア系民族への憎悪)を招いているという事実がある事が、問題そのものをややこしくさせている様に思えて仕方ないのである。第一、国家運営を“どうしたい”のか、双方が方向音痴過ぎて、言い分を聞く度にウンザリである。

 

そもそも、朝鮮半島問題自体、明治時代から懸念があった話であり、日韓併合に関しても、そもそも論として日本の“侵略行為”によるモノではなく、李氏朝鮮王朝が隣国のロシアや中国(現在の共産国家ではなく、清朝中華民国の軍部)の侵攻から民衆を守る為の依頼に基づく話であって、その“裏”で、色々と“ヤバい策略”が予測された為に、明治政府も慎重論があった…んだが、なにせ欧米列国が植民地支配に躍起になってた時代。故に無茶してるのが結果として、今日までの因縁話に繋がってる訳である。

 

では、なんでここまで拗れて一触触発な状況になってるのか?簡単に言えば、根底にある“民族憎悪”のさらに奥にあるのは、現状に対する嫌悪であり、その問題を正面から立ち向かわずに、とにかく“他人のせい”にして逃げるからである。これは何も日韓だけに限らず、世界中のヘイトクライムそのものを引き起こしてる、全ての“根元悪”そのものであり、どうしても他者より自分が“優れてる”という価値観を、絶対的なモノとして確立したいが故の“勘違い”からの“正義論”が、表面化するか否かでその後の結果が変わる訳である。つまり、戦争までのチキンレースとは、それを“自分”が求めるかどうかであって、その“意志”が他人と共有できればできるほど、最悪の事態に突き進み、歯止めが効かなくなって勃発するのである。もっと言えば、SNSの賛同が世界規模で広がる事とは、“一人じゃない”という錯覚と、シンプルな意見や概念程拡散されやすい為、収拾がつかなくなって迷うのである…どうこの問題に対し、明確な答えを求めるからこその“方向音痴”である

 

 

 

 

 

つまり、日韓両政府共、“国民の意見”に惑わされ過ぎて、国民に対する“説明責任”を避けてるからこそ、余計に拗れるのである。それに、どう考えても、双方に“非がない”というのであれば、なんでここまで喧嘩するのか、少し冷静に考えた方がいい…結局は“相手”がいるから対立する訳であり、しかも第三者にも絡んでもらってまでも“優位性”を誇示したくて必死になるのである。だから、アメリカが仲裁に入りたくても、根幹の問題が、実はアメリカ軍自体の“不甲斐なさ”も関わってるトコもあって、“無理w”って訳である。そこをロシアや中国に、在らぬツッコミ喰らうのが怖いからこその“及び腰”になる訳である。もっと言えば、国民の意志で運営される民主国家である以上、国民自身も、それぞれの立場で政府や代議士相手に議論するのがスジであるのに、そこを避けてきたツケが、結果として“同じ過ちを繰り返す”事態となる訳である。だからこそ、社会科を蔑ろにしてきた教育環境ではいけないのです…自分の国を真面目に未来永劫残す為には、それ故の犠牲や理不尽な出来事に対して避けるのではなく、立ち向かう度胸が、民主主義国家である以上、常に試されるのです。