迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

社会科は生涯にわたって重要な教科です!

昨今の嘆かわしい話の多くは、義務教育の段階で“生活自立のイロハ”を、何一つ教えてない事に尽きる様な気がする…但し、ここの部分は本来、教育現場で取扱うのが(時間的に)難しいから、親族付き合いや町内会でのコミュニティでやってく範疇であり、宗教団体でも、ここの部分の情報共有は、普通にやってないとマズい話である。が、この“人付き合い”そのものが鬱陶しい訳で、それがひいては“コミュ障”の一因にもなってるトコがある。今週末から夏コミが開催される訳だが、コミケも含めたファンミーティング系イベントこそ、実は対人コミュニケーションを学ぶ場であり、ここでのマナーレスの多くは、単純に騒ぎたいだけの輩が勘違いして騒いでるのであり、また、情報発信者の断片的な報告のみで判断するから誤解を受けてしまう訳である。

 

 

 

 

 

 

常々オイラは“社会科は大事”と訴えてる訳だが、最低でも、社会人になるまでに、労基法と商取引に関わる法令(クーリングオフや中古品売買の条件等)ぐらいは最低でも知っとくべきだし、身近な差別(いわゆる部落や民族間憎悪、宗教関連の批判)に関わる歴史的経緯は、習っておいて損はないと思う。これを理解してるだけでも、後々役に立つ話であり、政治に関心がなく、経済感覚が疎くても、自分自身を守る“切り札”になる。ここの部分があやふやな政治家や官僚が、いかに多いか…当然、メディアの人間も、他人の事が言えた義理じゃない人が多過ぎて、しかも“情報錬金術”に特化して、本来守られるべき言論の自由そのものを破壊してる自覚が全くないから、正直、オイラはウンザリしてる訳である。

 

社会的自立を促すには、その根本的な理屈が理解できないと話にならない訳で、特に納税の意義や公的支援の“からくり”がわかってないと、余計に生活困窮者が増えるだけで、却って社会全体が悪化するだけである。当然、人口減少に歯止めがかからなくなった自治体は、財政難からインフラ整備ができなくなるし、就職先がなければその分の賃金も手に入らないから納税の意思があっても払えなくなる。故に身障者であっても職業訓練は生活自立のためにも不可欠な事であり、高齢者であっても公的支援を受けなくてもいい人程“生涯現役”でありたいと願い行動してる訳である。けど、年齢的に考えても、若年層の就労世代を“人件費がかかるから”って事で正規雇用しなかったり、訓練中に無理難題を押し付けた挙句に精神疾患で離職せざる得なかった人を見下す経営者が、口を揃えて“深刻な人材不足”って言ってる時点で、オイラからしたら片腹痛い訳で、人材育成には時間も資金も掛かるのは当然だし、自分の“思い通りの結果”しか求めないなら、発展も進化もあり得ないし、可能性を自ら否定して何やってるんだって話ですわ。

 

単に“安価な労働力”が欲しいのであれば、機械化すれば良いだけで、初期投資が巨額でも、コスパ考えれば減価償却で多額の退職金払うよりも安上がりだし、修理や保守を自分でできれば、その分の技術料も発生しません。でも、コレが“面倒臭さい”って言ってる時点で話にならん訳で、それがわかってる以上は、他人の人生を蝕んでまでも事業をやる以上、分相応の対価として、賃金や福利厚生を充実させるのが、事業者の義務です。これは何も商売や経営だけじゃなく、家族間のやりとりも同じで、家事を伴侶に押し付けるのならば、それに似合うだけの対価が払える様に仕事してこいって話だし、それができないなら、伴侶の人生を勝手に奪って潰す行為は言語道断です。子供の言い分を“我侭”って事で斬り捨てたなら、そのツケは必ず老後において苦しむだけです…どこかで必ず、その“我侭”に付き合ってやる“約束”を交わした上で、厳守してこそ“親の役目”なのです。

 

つまり、如何なる社会的混乱も、原因を突き詰めれば、家族間でも“他者と自分”の関係においてトラブルが絶えない以上、それは“家族”という最小単位の組織を管理できてないのに、企業や自治体、ひいては国といった“大所帯組織”を纏めあげるのは不可能だし、キチンとした役割分担を決める上で、その価値観に不平不満を持つ様な事があってはいけない…だからこその“説明責任”が生じるのであり、そこを他人に押し付けて逃げてるから、話は拗れるのです。人権問題と経済制裁は別バナだし、疚しい事をやってないなら、批判されても気にする必要はありません。その“批判”自体的外れで、単なる嫉妬ですw

 

 

 

 

 

 

金持ちには金持ち故の悩みや不安があるし、それこそ貧困層には理解し難い事情があるモノです。それに、貧困層の悩みの多くは、多くの場合は金銭的な部分で解決できるものではありません。つまり、悩みそのものは上下貴賎の差なんて微々たるモノで、ほぼ共通の話です。そして、法治国家である以上、法律や条例の適用範囲は、余程の“例外事案”じゃない以上、全員に適用されます。当然ながら、軍人だろうが政治家だろうが、スリや痴漢をやった時点で“容疑者”です。そこんトコを踏まえた上で、物事を弁えて行動する術を学ぶのが、社会科の基本なのです。