迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

還暦祝いが派手になる傾向についてw

先日、森たけしアナが還暦を迎え、その祝いにと“す・またん”スタッフがエアバルーンを作成し、道頓堀川大阪城周辺で船渡御(⁈)を挙行した…という話が、当人のTwitter垢で公表された。

 

 今年に入って、ヲジサンや木村洋二アナも相次いで還暦を迎え、リスナーやファンから惜しみない、派手な祝い方をされた訳だが、こと関西に限った話をやると、前例となる事案がいくつかあって、特にMBSに限れば、高齢者再雇用の先鞭にもなる事案としてピックアップすべき話がある…と書けば、“あどラン”クラスタならお察しかと思われw

 

 

 

 

つまり、80年代後半から“局アナの還暦祝い&定年退職記念”を大々的に番組企画として取り上げるケースが始まり、一部は“定年後再雇用”という働き方改革までもたらした訳であり、それが何故か在阪局に蔓延して現在に至る訳である。その先駆けになったのが藤本永治アナであるのはいうまでもなく、その形式をあらぬ方へ拗らせた(てか、いろんな意味で焚き付けられて方向音痴になったw)のがABCにおける道上洋三アナに関する“トリセツ”であるw ま…未だに“社員扱い”の為、労務規定に基づいた勤務管理の下でレギュラー番組をやってる訳で、“おはパソ”が放送終了をしない限り、永続的にABCのアナウンサーとして籍が残ってる訳である。

 

道上アナより先に、別の意味でド派手な“定年退職”となったといえば、きよぽんな訳だが、コレもまた、番組企画の一つとしてやったモンだから、後に真似するバカが出る訳で、ただ…きよぽんの場合は、企画そのものがとんねるず絡みな訳で、カンテレ退職後すぐにアライバル(とんねるずの事務所)所属のタレントとして活動する事が決まってたからこその話であり、暫くの間“競馬好きのタレント”的な扱いで、トークバラエティ番組中心に、首都圏のメディアで引っ張りだこだった訳である。とは言え、契約時に原則として、関西圏での仕事を優先とし、また、競馬関連以外は断る旨をとんねるずに対して伝えてた為、初期の頃は場違いな事もやらされてたが、年齢的な事も踏まえ、最近では仕事量をセーブしてる訳である。(ただ…関西で競馬関連イベントに出ると、何故か毒吐くキャラに変貌するんだがw)

 

しかし、コレのさらに上行く大騒動となったのが、言うまでもなく征平ちゃんな訳で、出演レギュラー番組の中でやってたならともかく、この人の場合、わざわざ2時間特番としてやった訳であり、むしろコレを機にテレビからラジオの方にシフトしたと言っても過言ではない。(裏話すると、契約上半年間はカンテレがテレビ出演の交渉優先権を有してたのに、その裏をかいてABCのラジオスタッフが接触し、定年後ほぼすぐにラジオのレギュラー取った為、以後テレビに登場する機会が減ったw)

 

 

 

 

 

以上の話を踏まえると、長年ファンから愛された、局を代表する“看板アナ”だからこそ、多くのスタッフから感謝と惜別の想いがこもった、視聴者参加型セレモニーとして、“派手な演出”での還暦祝いとなる訳であり、その後の活躍云々は当人の健康状態と局の事情次第だが、昨今の長寿時代、そこに縋る番組制作は、あまり健康的とはいえない。コレも、人気者に縋り過ぎて、後継キャラの育成を怠ったツケなのかもしれない。