迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

だからあれ程、東海道新幹線に縋るな言っただろ!な話。

台風の影響で、更に静岡県内の集中豪雨の影響で、東海道新幹線が終日混乱してエラい目に遭った人が多かった訳だが、タイミング的に夏休み…特にお盆に直撃したからこそ、問題視してる人が多いが、別の見方すれば、事前に計画運休や台風一過の“後遺症”は、ある程度想定できた事なのに、代替案や事前準備としてルート変更等をやれば良いのに、なぜかそれをしなかった人が多い上に、乗車後2時間以上の遅延は運賃全額払い戻しというきっぷのルールがわかってない人多過ぎ‥鉄ヲタや旅好き、放浪癖なら、ここんトコは熟知してるし、何なら、今の時代ならでは使える迂回ルートがあるって散々、SNSで発信してるのに、そういう情報収集ができとらん。悪いが、何のために昨今デジタル化でなかなか持ってるのを見ないコミケのパンフレット並みに分厚い時刻表が発売されとんじゃい!って話だ。

 

 

鉄ヲタの危機管理…特に目的地に向かう途中でトラブルが起きた場合、どう対処するかは、それこそ経験則と時刻表の巻末近くにある“きっぷのルール”なる、鉄道事業者国交省が規定する旅客輸送規約の要点をまとめた項目があって、大凡の鉄ヲタなら、真っ先に熟読して頭に叩き込んでる部分…ここを読んでる人なら、大概は慌てふためかないし、ルールそのものはJRだろうが私鉄だろうが関係ない。故に、鉄道系Youtuberが“首都圏大回り乗車”とか、“青春18きっぷで日本縦断できるか?”とかのネタを投稿できるのも、ほぼほぼ、このルールを熟読し、応用した旅程を実行して、映像公開してる訳である。

 

つまり、今回の事態に備えるなら、メディアの報道内容と、各鉄道会社の運行情報を睨みながら、時刻表で行ける迂回ルートがあるかを読む作業をやっていれば、大概は回避可能な事案であり、“予定通り”が当然という概念こそが、判断を鈍らせる最大の要因と見抜く事が重要なのです。

 

もっと言い方を変えると、危機管理の至極は、日頃の常識は有事では通じないから、たまに非日常の経験を生活の中に入れてやってく事で、自然と身に付く訳です。コレは何も、鉄ヲタに限らず、ドライブ好きやキャンプ愛好家でも同じ事で、その経験が有事…特に自然災害発生時に、どう対応すれば良いか、あるいは、一時的に退避して救助を待ってる間にできる事は何か、そういった時の行動は、まさしく趣味の範疇でやってた経験がモノをいう訳です。当然、出張が多いサラリーマンでも、鉄ヲタ非ヲタ関係なく、危機管理として、前日前乗りや予定の切上げ、当日中に到着可能な迂回ルート策定は、できる様になってないと、重要な仕事が回ってくる事はありません。

 

 

一部報道で、子供をダシにした東海道新幹線の運休を批判する内容の話が流れてたが、一番悪いのは、事前の回避策もせずに駅に向かった親であり、情弱な親に振り回された挙句、楽しみにしてた野球観戦やテーマパークに行けずにギャン泣きした子供が気の毒としか言い様がない。単なる「便利な移動手段”としか新幹線を利用してないなら、一度でいいから時刻表読めと言いたい…何に為にリニア中央新幹線を作ろうとしてるか、あるいは、北陸新幹線は何で関西圏延伸が望まれてるのかを考えろって話だ。尤も、今でも金沢経由でサンダーバード乗り継ぎで大阪以西に向かえたし、長野経由でしなの乗り継ぎで名古屋まで行って、そっから静岡方面に戻ったり、近鉄名鉄に乗って中京圏に向かう事ができた訳だが…w