迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

月刊 ヒデボー通信 第4号

どうも、ヒデボーです。今月も、この時間がやって参りました。
さて、今回の話ですが、先月末、ボクにとって先輩だった方が現役を引退されたという事で、少し思い出を…
ボクにとってその方は、とても“厳しい”方という印象がありました。特に、競馬実況の研修を受けた時、言い方がおかしいかもしれませんが、指導の仕方が“親切じゃない”と感じたほどでした。でも、今更考えると、それが“当たり前”だったトコでしたから、ボクの我侭だったんだと痛感しています。

そういえば、あのグァム駅伝から20年経ったんですね。ボクはそういう時間感覚が無いので、そんなに過ぎちゃったのかなぁ…って感じです。(今でこそ、マスター経由で感覚をつかんでますが…)あのとき、ボクは前日に両膝を痛めてしまい、満足に走れなかったのを悔やんでたら、その方も(日本ダービーの実況があった事が気掛かりで)自分らしい走りがしたかったという理由で、フルマラソン参戦の企画を提出したいと言ってきたんです。結局、ボクはドクターストップが掛かってしまい、“約束”を果たす事ができなかったんですが、そのボクの思いも一緒に持って行って完走された時は、正直“申し訳ない”という気持ちでいっぱいになりました。本当は後輩想い…というか、苦しんでる者を放っとけないという“優しさ”がある方だと、その時は思いました。また、意外と涙もろいトコもありまして、そういう部分はマスターに通じてるのかもしれませんw
ボクは、その先輩にある種の“憧れ”を抱いていた時期もありました。でも、ボクはボクであって、“先輩みたいな生き方はできない”という事に気付いた時、自分自身に失望してしまいました。でも、今ならわかります。そういう生き方ができるかどうかは、自分自身の問題であって、誰かのせいじゃない…否、自分が“そうなりたい”と願っていながら途中で挫折し、自分の弱さに負けたから、勝手に失望したまでだという事…。それを克服し、ずっと戦い続けた先輩…やっぱり、ボクはこの方には敵いません。どうか、残りの人生を精一杯、自分らしく生きるために費やしてください。それが、今のボクから先輩に伝えたい“気持ち”です。