マーティの真面目にプライオリティー 10月号(駐車場にも愛を…)

こんばんは、昨日の段階では無理みたいな状況でしたが、なんとかマスターの体調が戻ってきた様なんで、予定通り更新させてもらいます。
さて、今月はマイカーを利用される方なら、一度は目にした事のある“身障者用駐車スペース”に関する話です。最近の大型ショッピングセンターには、必ずといって良い程、車椅子のマークの入ったスペースを、店舗出入り口付近の駐車場で見かけますよね。本来、あのスペースはマークの通り、車椅子を利用される身体障害者“専用”として作られていた訳ですが、最近では内臓疾患などで激しい運動を制限されている方や、高齢者の為のスペースという位置づけもなされています。

確かに、通常の駐車スペースよりも幅広く、そのせいで通常ならもっと駐車できるハズの駐車場も駐車できないという弊害はありますが、これは車椅子を利用して自動車に乗降する際に必要なスペースを確保する為に、ワザと通常の1.5倍の広さに設定されてます。逆を言えば、それくらいの隙間を確保できないと、安全に車椅子での乗降ができないという訳です。また、介助者も作業に必要な空間が必要な訳ですから、必然的に幅広い駐車スペースが必要となるのです。(車椅子マークの詳しい解説は、コチラを参考にしてください。)
では、この駐車スペースを利用する為には、どんな手続きが必要なのでしょうか？実は、各施設にもよりますが、車椅子マークか四葉クローバーマーク(上記のリンク左記参照)を利用する乗用車の前方と後方に貼付けて、且つ、障害者手帳の提示を行えば、簡単に利用できます。また、店舗によっては、予め申請を出して専用の利用者カードを発行してもらってから利用するという方法もあります。いずれにしろ、身障者である事が認められれば利用できる場合と、専用のマークの表示だけで使える場合とがありますので、事前に駐車場を設けている施設へ問い合わせてみると良いでしょう。
以上、マーティでした。