迷馬の隠れ家 はてな本館

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My favorite announcer vol.57

さて、今月の“My favorite announcer”なんだが、今回はABCの三代澤康司アナの話でもしますかw 7月の“突発改編”で朝の情報番組(てか、昼間に掛けてのブリッジ番組w)“ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です”という番組を担当する事になって、はや2ヶ月経過という事で、いつもよりサラっとした感じで紹介しましょう。なにぶん、テレビにラジオにと、オールマイティーな活躍をするアナの一人ではあるが、オイラのイメージでは“空気よりも存在がイマイチ”なキャラにしか感じない。(いや、オイラの生活時間帯からズレるのよ、このアナの活動時間がw)とはいえ、そこは“クセ者揃いのABC”だけに、他局のアナに比べると、かなりの個性派です。

奈良出身のらくだ顔…オイラにいわせれば、いわゆる“美形”ではない。が、喋りに関しては“流石リーマン落語家”とあって、緩急の付け方が上手い。一見、同じ口調で喋ってる様だが、その速度やアクセントの使い分けが上手いため、一度聴いたら忘れられない存在となる。言ってみれば、ラジオ向きの“喋り系”なのだ。実際、天満天神繁盛亭の高座にも上がったセミプロで、公式ホムペでも、“趣味は落語”と豪語する。
その喋り故に、活躍の場がラジオに集中してるんだが、テレビに関しては、ビジュアル面で損してるモンだから、どうしてもコスプレに走る事が…現在でも、“おはよう朝日です”のコーナーに登場するときは、何故か“謎キャラw”(番組を見てる方なら御存知かと…w)に変装している。けど彼は、“おは朝”のメインMCをやってた時代があるのだ。時期的にいうと丁度、阪神・淡路大震災の前後らへんなんだが、ぶっちゃけた話、なんでこんな格好で“出戻り”をしたかというと…後輩達のある“不祥事”がきっかけとなる。御存知の方も多いんで、この経緯に関しては省略するが、それを逆手にモノにする辺りが、ユーティリティーキャラとしての立場を弁えているアナだからこそできるのだ。
若干キャラ的位置が、のびいちろう(林伸一郎アナ:詳しいことは、当時のネタ参照)とカブるんだが、それ故に、番組の引き継ぎをやる時は、その前任者が、のびいちろうになりやすかった。逆に言うと、のびいちろうとキャラが類似してたからこそ、スムーズな格好で番組を刷新する事ができたともいえるのである。
今回の“突発改編”にも、様々な理由がある。が、一番大きな要因は、道上アナの“後継者”を育成するという課題があるからこその抜擢と考えた方がいいだろう。何せ、“おはパソ”のために定年後もアナウンサーとして籍を残してるとはいえ、ABCの“取締役”(現在の道上アナの、形式上の肩書きですw)が、いつまでもマイクの前に座ってる様では、若手どころかベテランさえ活躍の場が制限されてしまう。まして、年齢的に考えても、早朝の番組をやり続けるには、相当の体力が必要…と言っても、道上アナの場合は元・陸上部なだけに、スタミナに関しては問題ないが、こないだの様な病気(神経狭窄等)になれば、ひとたまりもない。だからこそ、その“ポスト道上”の育成となる訳である。その“白羽の矢”が刺さったのが、彼だった訳である。