迷馬の隠れ家 はてな本館

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マーティの真面目にプライオリティー 2010年12月号(通りゃんせ基金にご協力を…)



ども、マーティです。今年もあと僅かですね。あ、そうそう、ボクの“特別週間”は、今年は“生前さん”の命日(12月25日)が土曜日になる為、1日前倒しでスタートする予定です。(ま…今年は、ちょっとボクなりにいろいろある訳でして…w)
さて、今月の話題ですが…本来なら8月の更新の際にもやるべきだったのでしょうが、ちょっと系列ラジオ局の慈善運動に援護する格好で紹介させていただきます。ご存知の方も多いでしょうが、日本テレビ放送網の系列が毎年8月にやっている“24時間テレビ”よりも歴史が古く、今年で36回目の開催となります。(なお、関西エリアではラジオ大阪ニッポン放送の代わりにやっているそうです。)

公式サイトの方にも、詳しい説明がありますが、そもそもの始まりは、視覚障害者の社会参加に必要な事…つまり、“音による情報”を如何に活かせる社会にするかが大きな課題としてあり、その中でも、交通量の激しい交差点での交通事故を減らす事に焦点を当てた時、重要となるのが、音声による“安全確認と誘導”をどうするかという事になった訳です。そこで、ラジオ局だからできる事…という事で、“音の出る信号機”を普及させる事で貢献しようというのが目的です。現在では信号機設置はもとより、“声の図書(書籍朗読)”や“立体コピー(手で触る事で文字や絵を認識しやすくする装置)”等といった、視覚障害者の為のあらゆるニーズに合った機材の提供を行っている訳です。
“音の出る信号機”といえば、かつては“通りゃんせ”が一般的でしたよね。実は、あのメロディーの長さが、丁度、歩行者用信号の青信号点灯時間に合わせやすかった事から使われていた様です。最近では、“ピヨピヨ”とか“カッコー”の鳥の声を真似た“擬音式”の方が普及してますが、これは今から7年前の2003年に、違う音で方向が認識しやすく、誘導性も高い事から、“擬音異種鳴き交わし方式”に統一する様にという通達が、警察庁の方から出された為です。ちなみに、メロディー式(“通りゃんせ”と“故郷の空”が流れるタイプ)は現在(2006年3月末時点)でも全国で1400基ほど残っていますが、老朽化による更新時に擬音式に切り替わっている為、その数は減少しているモノと思われます。また、通常の交通信号と違って、音声誘導の装置を取り付けている為に高額となり、現状では、設置箇所そのものがあまり増えていないのだそうです。
音声誘導そのものに関していえば、最近、駅構内(特に階段付近)で様々なチャイムの様な音が流れている事にお気づきでしょうか。これも、点字ブロックだけではわかり辛い段差や障害物を認識させる為に使われている音で、ここでも、無機質なチャイムから鳥のさえずりまで、様々な音が使われています。(ちなみに、大阪市交通局の駅入口付近では、“ここが地下鉄乗り場ですよ”という合図として、チャイムで知らせています。)しかしながら、大手私鉄や都市部の公共交通機関でも、その規格がバラバラな為、実際問題、利用者が混乱している事も多い様です。これも、交通信号と同じ様に、全国統一の規格があれば、多少はトラブルを回避できるのではないか…と思っています。
閑話休題。そこで、このブログをご覧の方に、この“通りゃんせ基金”にご協力をお願いしたいのです。ニッポン放送をキーステーションに、全国10局(STVラジオ青森放送IBC岩手放送ラジオ福島OBCラジオ大阪和歌山放送中国放送ラジオ沖縄)で、この募金を、来年1月末まで受け付けています。また、YAHOO!オークションや一部のクレジットカード会社からも、募金を受け付けています。詳しい事は、各実施放送局のホームページからごらん下さい。

という訳で、今年の“まじプラ”は、これで終了となります。この1年、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。来年も、できるだけ多くの情報をお届けできる様、努力する次第であります。では、また。お相手はボク、マーティでした。