迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

薬物中毒と放射能の話w

自宅で乾燥大麻などを所持したとして、俳優の山本太郎さん(37)の姉でヨガ講師山本利華容疑者(48)=兵庫県西宮市苦楽園一番町=が大麻取締法違反(所持)容疑で、近畿厚生局麻薬取締部神戸分室に現行犯逮捕されていたことが29日、分かった。利華容疑者は、太郎さんと共に脱原発活動をしており、「脱原発活動の疲れや更年期障害でいらいらしていた。気分を癒やそうと思ってやった」と容疑を認めているという。 (by:時事通信社2012年6月29日付)
何が言いたいのかって?よく考えてほしい。政策に対する反対運動をやっている連中の、ごく一部には、こういう事を平気でやっているバカがいるって事。そして、そういう連中の“言い分”が真っ当に聞こえるのは、社会そのものが疲弊し、何らかのカタチで“ぶっ壊したい”という欲求が溜まった姿である…という事。つまり、究極はかつてのオウム事件であり、そしてそれは、日本人の思考そのものが、未だにそこで止まっている“証拠”なのである。では、なんでそこまでして、彼等は自分の“正義”のみに没頭するのか?

一応、勘違いしてほしくないのは、反政府デモをやってる連中全員が“シャブ漬け”野郎ではないという事。もっと言えば、例えば心不全の原因を放射能のせいにしたがる反原発論者の医師と同じで、データそのものはあくまで“氷山の一角”であって、実際にそうなのかという明確な証拠はない。そして、真っ当な理由でやってる連中に取っては、ハタ迷惑な話である事は、いうまでもない。
しかし、どうして俗に“左翼”に傾倒する人は薬物中毒…特に大麻に関しては“無実”を訴えるのかと言えば、薬物としての大麻の性質が、実は他の薬物とは異質だからである。ぶっちゃけて言えば、彼等にしてみれば、依存性の低い、そして煙草感覚で使っても差し支えがないモノ…という感覚である。事実、欧米諸国では一部地域で、大麻に関する規制がボロカスにゆるいトコがある。しかしそれは、所持してる者が自己管理の下で、しかも、所定の区域内での使用に限っての話であって、全面解禁という訳ではない。事実、北欧の某国では、いわゆる“ヒッピー自治区”なるエリアがあって、そこでは、周辺住民に迷惑をかけない様、自治区外での薬物使用と管理は禁じている。逆を言えば、自治区内ではどんな薬物も使用できるし、売買に関しても自由である。だけど、取引等はあくまで“仲間うち”に限定し、外部から来た者に対しては、一切の取引を禁じている…つまり、一般庶民に薬物が蔓延する事を防ぐ為のルールを、自分達で決めてやっているから認められているのであって、アジアの片隅みたいに、安易に薬物が手に入る様な状況ではない。しかしながら、その“約束事”を破るバカがごく一部にいて、コレが結果として、薬物の蔓延をやっている元凶とも言える訳である。言ってみれば、ヒッピーにとって、その自治区以外では肩身が狭いのだ。
現在、世界中でやている“反政府デモ”の多くは、インターネットを通じて、いろんな情報をやり取りしてる訳であり、そこで知り合った者達が、TwitterFacebookを通じて連帯を呼びかけ、そして実際にデモに参加する…という流れになっているが、オイラから言わせれば、何勝手に“正義”を振りかざしてるのやって言いたくなる。だって、ネット上の“英雄”の殆どが、実は生活保護受給者でありながら、贅沢三昧な生活をやっている“社会不適格者”であって、一番税金を“喰いモノ”にしている不届き者である。逆を言えば、真っ当な“反原発派”は、こういう無駄なデモ行進や反射会運動に参加しない。なぜなら、そんな事をしても、却って問題を悪化させる事だと知っているからだ。言い方を変えれば、原発事故を危惧する人程、実は原発の安全性を確立する為の研究に邁進してる事が多く、また、福島の事故でも、予見した上で再三、管理者である東電や、他の原発を取り扱っている電力会社に改善策や設備の更新を訴えてきた人達である。それを無視した東電と、ただ単純に原発を嫌うバカは、彼等の様な研究者を蔑んだ…もうお解りだろう。そう、全ての責任は、電気を使う者全員の“連帯責任”である。危険だからとかではなく、その“安全性”を確立する為に有事を想定し、最悪の事態が起きても被害を最小限にする仕組みを作ろうとして、それをコストや“そもそも論”で否定したツケが、結果として福島県民を苦しめ、そして福井県民を混乱させた。その“罪”は、たとえ政権が変わろうとも、全員が請け負わなければならない。
デモをやっても何も変わらない絶望感で精神的に疲れて、その結果、一番安易に“現実逃避”する手段として薬物に手を出したのであれば、これ程無責任な話はない。逆を言えば、信念がないから、そして時流に飲み込まれているから、自分自身の生き様に迷いが生じ、そして、責任の重さに押しつぶされるのである。本気で“脱原発”を唱えるなら、オイラなら同時進行で“脱化石燃料”を叫ぶ。そして、その“責任”を負う為に、自らのサイトを閉じ、そしてあらゆる家電を捨てる方を選ぶでしょう。だってそれこそが究極の“エコ”であり、再生可能な資源を求めるなら、それこそ本気で“自給自足・地産地消”を地でいく活動に奮起せねばならない。それくらい、実はエネルギー問題とは、重いテーマなのである。
インターネット上で世界中の人々に、特定の人間を責める事をやってるバカがいる様だが、何が楽しいのだか…もっと冷静に考えれば、今、自分にとって気に喰わないヤツを、徹底的に叩き潰そうとすれば、それは後日、自分自身に、それも社会から完全に抹殺される程の“不幸”となって降り掛かる。言っておくが、被害者を加害者にしない為にも、どっかで自分自身にけじめをつけるべきであり、それを面白がって虐める行為は、翻れば自分自身の価値も、それぽっちしかない。自分が“王様”である事が幸せだと思うなら、絶対に相手を蔑んでバカにしてはいけない。逆を言えば、“みんな対等な立場である”という自覚なしで相手を罵れば、結果として、バカを見るのは自分自身である。原発を過度に嫌うのは、多いに結構。でも、原発を使わないからこそ、資源供給国からボッタクリに遭う“現実”を受け止めた上で、しかもそれを巡って戦争をやっている以上、世界は等しく滅亡に向かってる…としか言えない。自分の“正義”も、見方を変えれば“悪”であり、そして真の救済にはならない。ならば、一番やるべき事は何か…それこそ本気で考えれば、デモをやる時間を就活や婚活に費やした方が健全だし、ヘタのこだわりを捨てて、たとえ労働条件が劣悪でも給与がある内は仕事をやっている方が、この国の為にもなる。それに、安易な“増税反対”を叫ぶヒマがあるなら、耕作放棄地を耕せや。食糧自給率と除染を一気に片付ける手立ては、今の科学力を用いればできる範囲。それもせずに、もっと言えば、自らが汚れ役を買って行動する事を避けるのなら、この国から出て行きなさい。税金も払わなくていいけど、この国に必要ないから…

教訓:自らを律する事ができない者が、声高に政府を批判しても、為政者は無視するだけ。自らの振る舞いを正して、そしてそれ相応の結果を目の前で提示して、初めて、相手の心を揺さぶる事ができる。