迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

オイラとマーティとマーグの話 その6(どこでもいっしょ?!)

え〜毎度バカバカしい“ほんわか怪談”のネタですが、今回は出かけ先での彼等の話。以前にも書いたとは思うが彼等の大概は、いわゆる“浮遊霊”みたいなモンだから、勝手に憑いて…もとい付いて来る様にみえるが、実は場所柄(神社・仏閣等信仰深い場所)や地域(八百万の精霊によって守護された地域等)によっては、そういう事ができない場合がある。特に病院は、霊安所(病死した亡骸を一時的に安置してる場所)や手術室等に近付かない限りどうって事ないのだが、どうしてもそういう所を通過しないと行けない(某病院の駐車場とか)場合は、かなり厄介だったりする。

というのも、マーティやマーグ、チセたん等死因が病気(癌や臓器不全等)である場合、大型総合病院だと、同じ病気で亡くなった人の霊に引きずられて、なかなか戻って来ない事が多い。(何でも、死んだ自覚が無い為に、どうして良いのか解らずに悩んでる霊が多く、そういう相談に来て、ついつい話し込むらしい。)また、ヒデやカズみたいに自殺や事故で亡くなった場合は、付いて行きたくても離れられない(ようは“地縛霊”状態)為、できれば浄化(悪さをしない様に清める事)して少しでもその場でのトラブル(てか、自分の二の舞い)を防ぎたいと願う者もいる。そうなるとオイラからの管理…もとい、付き合いもしづらい訳である。
そこで用いるのが、例の勾玉と馬ぐるみである。特にマーティとマーグは、普段は何もなしでも付いて来るんだが、厄介な場所へ行ったり旅行先で災いを避ける為に用いる。言ってみれば彼等の“自宅”みたいなモノで、オイラの身に付けてる(携帯電話やブレスレット等)間は、常にオイラの部屋(の片隅にある仏壇)にいるのと同じ。だから彼等は自由に移動ができて、なおかつ休息を取る事も可能になる。
だが、“お節介焼きな座敷童”コンビは、そういう訳にもいかないから、勾玉の使い方が変わる。いってみれば、コンタクトを取りやすくする為の“触媒”として専用の勾玉(スモーククォーツ)を現地まで持って行って、それを通じて話をするのである。
で、残りの面々は、キーホルダ(しかも安っぽい競馬ゼッケン型)に憑いてるノブさんはともかく、殆ど“自宅待機”である。(とはいえ、波長が合えばなんにもなしで急に来る事も多いんだが…。)
まぁ、上手く付き合うのって、結構大変なんだよなぁ。