競馬と呪(まじない)事

捉えようによっては、何か変な話だと思われるが、これは切っても切れない話。日本の神社によっては今でも“競馬(くらべうま)神事”なる行事があるくらいだし、地方競馬の殆どはそれを起源にしている訳だから、決して無縁ではないのだ。

例えば、騎手がかぶっているヘルメット(騎上帽)だが、欧米の競馬では勝負服(騎手が着ている、あのハデハデしい服。)と同じデザインなのに対して、日本の競馬では勝負服と関係なく枠番毎の色になっている。これは昔の名残で、単複と枠番連勝式しか無かった時代に作られたルールに則って色分けされている。この色分けの起源は競艇が最初らしいが、陰陽五行説に基づいて色が決められたとか。(よく見ると解るが、１枠から順に白・黒・赤・青・黄・緑・橙・桃で並んでる。)また、どんな競馬場にも必ずといって良いほど馬頭観音がどっかに祀られている。これは事故で亡くなった競走馬を弔う為と、競馬が無事に開催できる様祈願して祀っている事が多い。(一般的に馬頭観音は、交通安全のご利益があると言われている。)この他にも、いろいろありそうだから、探してみるのも面白いかも?!
さて、明日は中山でオークスに向けての一戦、フラワーカップ(G３)が行われる。
◎１番アルフォンシーヌ
○13番ウェディングヒミコ
▲７番ビコーグレイス
明日はあまりドタバタしなくて済みそうだが、今週は波乱の嵐になるかも?!それじゃ。Good Luck!!