迷馬の隠れ家 はてな本館

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初心者のための“期日前投票”のススメ

今月11日は衆議院総選挙の投票日ですよ。選挙に関心があると言って、実際は投票所に行った事のないア・ナ・タ、また、今年のこの選挙が“投票デビュー”というケツの青いガキ20歳以上の方、また、“行きたいんだけど、投票日はちょっと…”と言う方、忘れてませんか?
国政選挙に限らず、日本で行われる選挙には、原則として20歳以上の日本国籍保有者(“日本人”といえど、いわゆる“在日外国人”には、選挙権がない。)が全員が参加する事になっている。が、諸般の事情で投票日での投票が困難と思われる場合、投票日前日までに投票を済ませておく制度…“期日前投票”というルールがあるのをご存じだろうか?このルールを活用すれば、投票日当日でもレジャーや仕事に没頭できて、時間を有効活用できるのだ。知っておくと、後々便利な制度なんで、この際オイラの体験を基に説明しておこう。

期日前投票”の期間は、選挙の公示日から投票日前日までで、受付時間は午前8時から午後8時まで。専用の投票所は各自治体で異なるが、原則として各市区町村役場本庁か支庁の館内。必要となるのは、公示日に各家庭に届けられた“選挙ハガキ”なる各市区町村の選挙管理委員会発行のパスのみ。(このパスには、投票日当日の投票所の案内が書かれていて、指定された場所以外での投票は、原則禁止である。但し、転居等による戸籍の都合や、入院中等特殊な事例の場合は、この限りではない。)
まず、このパスを持って“期日前投票”の投票所に入ったら、受付前にある請願書に以下の事を記入する。
1:投票した日時(必ず当日の日付を記入する事。)
2:氏名(フリガナも)
3:生年月日(現在は昭和生まれが多いんで、“昭和××年”となる様に書く事。今後は“平成”もあるんで、自分の生年月日は、西暦と年号の両方で覚えておこう。)
4:住所(町名からの記入でO.K.)
5:期日前投票をせざる得ない理由(3択から選ぶ形式だが、大概は、1:仕事 2:仕事以外で居住地以外の地域にいて投票所まで行けない 3:ただいま入院中…となってるハズ)
これらを全て記入したら、いよいよ受付で投票手続きに入る。記入漏れやミスは受付で指摘されるんで、パスと請願書を提出する際に再度確認をしておこう。で、照合が完了し本人である事が確認できると、いよいよ投票用紙が渡される。
オイラんとこの自治体は、最初に選挙区の投票用紙、選挙区の投票後に比例区の投票用紙が渡される。また、それぞれの投票用紙と同時に、識別カードが手渡される。これは選挙区や投票地域が自治体内でも細かく分類されている為、開票作業の効率化でやってる様である。で、各投票用紙の記入台には選挙区用は候補者名、比例区用には政党名が書いてあり、その中から選んで記入となるのだが、特に投票したくないなら、“白票”で投函する事をお勧めする。また、注意したいのは愛称や略称、さらには変な形容詞(親分とか王子とか…)の使用は、場合によって“無効”になるんで、慎重に記入しよう。
今回の選挙では、(てか、衆議院選挙では)最高裁の裁判官に対する信任投票も行われてるが、特に関係ない様なら、何も記入せずに投函しよう。(要は、不正な判決をくだしたと思われる裁判官に対しての“不信任”を受け付ける投票なんで、裁判沙汰でお世話にならない限り、無縁に近い話である。)
とりあえず、全ての投票が完了したら、とっとと“退散”する事。あんまり長い時間その場所に留まると、かえって“不正な投票をした”と怪しまれるんで、友人と一緒に帰りたいのなら、会場の外で待ち合わせしておこう。
とまぁ、雑ではあるが、こんなとこかな?