迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

なぜ、日本シリーズや菊花賞に注目するのか?

マリサポのみなさん、この調子で甲子園でダメ猫阪神にトドメを刺しましょう。(苦笑)また、タイガースファンよ、まだ諦めるのは早いですよ。次はホームゲーム、勝負はこれからっすよ!!
とまぁ、日本シリーズの“応援合戦”はこれくらいにして、本題に入りましょう。今回の内容は、こういう“イベント”としての盛り上がり方に関して、オイラなりの“ひねくれた”観点からの話です。特に経済に関しては、恐らく興味ある人も多いんではと思い、また村上ファンドが一連の“放送局株闘争”の延長戦をやりかねないというニュースが入ってきたんで、そこらへんも踏まえた話をやっていこうと思う。

今回の日本シリーズは、第一戦で33%、第二戦で10%(いずれも関西のみ。但し、第二戦はTVOテレビ大阪のみ)の視聴率があったそうで、今後の展開ひとつでさらにこの“数字”は伸びるでしょう。また、今年の菊花賞のTV視聴率(関西のみ)は合計で19%近くまであったそうです。しかし、競馬の場合は京都競馬場の入場者数が13万人(しかも入場制限なし+入場券は一部を除き当日発売のみ)だったのに対し、日本シリーズのチケットがネットオークション等での転売を目的とした大量購入のあおりで、中継の映像を見る限りでは、かなり空席があった様に思えます。(実際はこの2日間でおよそ10万人近い人が、千葉マリーンスタジアムに入場した訳だが。)これはどういう事なんでしょう?
もちろん、同じ“プロスポーツ”といえど、競馬とプロ野球、サッカーを同列で比較する事は、かなり乱暴な話ですが、共通して言えてる事は、“純粋に、各々の種目を楽しんでるファンは、ごく少数派”だという事です。てのも、本物の“ファン”から言って、この“異様な”盛り上がり方は、あまり歓迎できる様な内容ではないからです。
たとえば、今年は“ディープインパクト”という馬が話題になってますが、それはたまたま“三冠馬”になるであろうという競馬ファンの期待に応えてくれた馬だから、競馬ファンでなくても話題として興味をひく訳であり、競馬そのものはいつでもどこでもやっている“ギャンブル”であって、通常は余程のファンでもない限り、見向きもされません。
また、千葉ロッテマリーンズは31年振りにパシフィックリーグを制覇し(本来なら福岡ソフトバンクホークスが優勝してたハズなのに、プレーオフの関係でそうなった)、日本シリーズ制覇も目前となっているから盛り上がるのであって、今まで…そう、川崎球場時代の“ロッテオリオンズ”時代からのファンからは、むしろ醒めた目線でこの様子を見てるみたいです。また、Jリーグ開幕時からのガンバ大阪ファンや、“ヤンマーFC”時代からのセレッソ大阪ファンも、現在の盛り上がり方に関して、疑問を抱いてる方も少なくないと聞いてます。
つまりこれらは、“マスメディア”による“ブーム”という名の幻影である事を知った上で、過剰報道を行なうマスメディアに対して“批判”を述べているんです。確かに、一般世間に対する“認知度”は一時的に上がりますが、ブームが去った後、本当にファンはその場に残ってくれているでしょうか?答えは“ノー”です。
現に、高知競馬では連戦連敗で有名な“ハルウララ”で一躍有名になりましたが、馬主の我侭と主催者である高知県競馬組合の“規定”があだとなり、存廃の是非が再燃してるとの事です。また、東北楽天イーグルスに関しては、オーナーの“エエ加減”な態度(TBS買収やら、田尾前監督の処遇等)に関して、せっかくのファンも呆れているらしく、来シーズンは今年の様な盛り上がりは期待できない様です。また、ガンバやセレッソはともかく、ヴェルディマリノスに関しての話題は、最近とんと聞く事がなく、新潟や札幌等“地元が熱い”チームは成績に関係なくそこそこやって行けてる様ですが、大分や草津はチームの“存続”すら危ういというニュースが飛び交ってて、ファンも次第に減ってるらしいです。
何度も言いますが、これらはあくまで、ファンや関係者ではなく“外部”の人間が勝手に作った“幻影”です。当然ですが、トラキチマリサポの“暴力”も一部のライトユーザーが“ファン”を騙ってやってる行為であって、全員がマナーレスな人間でない事はオイラでもわかってます。が、悲しいかな“マスメディア”とは、目立つモノにしが照準が合わないんです。ゆえに、途方も無い“誤解”が生まれ、歪な“ブーム”に踊らされ、流されるのです。
忘れてはいけないのは、一過的なブームで終わらせるのではなく、末永く“つきあう”事が本物であって、一時期その場から離れてても、興味がある限りは継続して追いかけるモノであって、初めて“ファン”と名乗っても恥じないという事です。ファンだからこそ、知り得る情報も多いし、“イイところ”を探して褒める事だってできる訳です。(当然だが、“辛口”な意見が言えるのも、ファンだからこその話。)
そういう意味では、オイラの“馬ぐるみゃ−”や“オジアナヲタク”も、年季の入った“ビョーキ”である事は、この際ですから認めますよ、マジで。