迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

西瓜でピタっと行こか?!

上記のタイトルを読んで、“なんじゃコリャ?!”と思った方。多いと思いますが、実はコレ、今月下旬から“スルっとKANSAI”加入鉄道会社で一部導入しているIC(クレジット)決済での乗車システム“PiTaPa”(ピタパ)と、JR西日本で導入しているIC(電子マネー方式)決済での乗車システム“ICOCA”が相互で使える様になるんです。つまり、今までだったら専用カードを2枚用意しなくてはならなかったのが、これからはどちらかのカードだけで乗車できるという事。また、今までの“スルっとKANSAI"では無理だった岡山県下の私鉄(下津井電鉄等)でも、利用が可能になるとのことです。(岡山では今年の秋以降に“PiTaPa"を導入予定)
つまり、JR東日本の“Suica”ユーザーは、JR西日本の“ICOCA”利用可能エリアだけでなく、一部の“スルっとKANSAI”エリアでもそのカード一枚だけで、全てカバーできるのだ。

さらに付け加えると、JALカード(JALマイレージバンクにクレジット機能をつけたヤツ)で“Suica"がついたヤツ(JAL Suicaカード)なら、貯まったマイルを“ICクーポン”(確か10000マイルで1万円分)に変換し、それを丸ごと“Suica"にチャージしておけば、首都圏と京阪神(プラス岡山県の一部)では、殆どの公共交通機関での交通費(タクシー等は除く)は、すべてカバー出来てしまうのだ。
それだけではない、一部の“PiTaPa"には独自の“マイレージ機能”が付いている為、使った分だけポイントが貯まり、いろいろ特典(運賃割引等)が受けられる。従って、利用した分だけ“得”するのだ。
現在のところ、“PiTaPa"を導入しているのは京阪と阪急、それと能勢電だけだが、来月以降は大阪市交通局阪神(鉄道のみ)、北大阪急行大阪モノレールと、一部の阪急バスと神姫バスで導入開始とのこと。また、来年までには近鉄が一部の路線を除いて利用可能になる予定。(名古屋まで使える様にするみたい)
使える範囲が広くなるということは、管理も大変。特に“Suica”や“ICOCA”は事前に必要なお金をチャージしとかないとダメだし、“PiTaPa”は後払いクレジット決済なんでカードを紛失するということは、イコール不正使用や偽造される危険性もある。ただ、その分のメリットとして、使い方ひとつで切符や専用プリペイドカードを何枚も保有しなくて済むから財布の中が“スッキリ”するのは確か。それでもまだ、コンサートやG1等のイベント終了後に、ゴッタ返した最寄駅の切符売り場でモタついていたいですか?