迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

気付いてからでは遅すぎる。

地球温暖化、民族紛争、パワハラ、いじめ…“元凶”はいつも自分達の身近にあるもの。しかし、その“綻び”はいつも小さく、普段から注意していても、発見される時には既に“手遅れ”となる。遠い昔から何度となく、繰り返されてきた人間達の過ちは、どんなに警告を発しても、大半は聞き入れる事なく無視されてきた。なぜなら、とかく人間は“目の前の問題”のみに囚われ、今までの歴史や未来の予測なんて、面倒くさいから“後回し”にしてきた。なんで先住民の“警告”を無視し、宗教哲学に書かれている“法則”をバカにしてきたのか?結論としてそれは、今まで自分と“無関係”な分野として我欲を押し通したからである。その結果が、自分達が望まなかった“不幸”のスパイラルを、今後子孫末代まで歩まなければいけなくなった訳である。しかし、ここいらで自分達が踏み止まって、何か“改善策”を事前にやっていれば、恐らく結果が変わるハズである。だが、それを行なう勇気が無い。

なぜなら、今まで自分達の親や祖先達がやってきた事を見て、自分達もそういう“楽チン”な方をやってみたいのが普通だからである。もっといえば、更なる“贅沢”をやりたいと望むのが、人間の性である。
当然だが、経済大国のやってきた事をやりたがる…というより、“先進国”にバカにされたくないからと“背伸び”する後進国は、国家と文化の発展を望むのは、ごく自然な話であり、それを妨げる権利は、たとえ国連の常任理事国であったとしても皆無である。
しかし、“自国防衛”の観点で、こういう圧力を“平気”で他国に掛けるバカな国々が多い事で。特に某大陸国家は、未だに放蕩三昧な生活を止めたくないから、既に油田が枯渇し始めてる中東に不当な“言いがかり”をつけて、私欲を貪る。それを真似したい“隣人”は、何をトチ狂ったか傍若無人な振る舞いを近隣にやりまくる。
コレは何も、他人事の話ではない。常に自分達の生活とリンクしている“問題”の一部である。単位を“個人レベル”に落とせば、身体や脳神経に障害があるというだけでバカにされる我が子を“不憫”と思い、健常者と同じ学校に通わせろとダダ捏ねる親や、“いじめ問題”が表面化すれば、学校のイメージが傷付くと隠蔽する教職員、業績を上げたいがばかりに、部下に“サービス残業”や不本意なリストラを敢行する会社役員…何も言わなくても、身近にある“危機”が、そのまま世間とリンクしてるのが嫌でもわかる。(もちろん、真っ当な理由があって、そういう事を訴える人の方が多いんだが…)
けど、それだけ“文句”を他人に言える筋合いって、ホントに自分が持っているのであろうか?答えは“NO”である。誰だって無理はしてるし、大半は“自分のため”と思って、あえて反論を言わない者もいると思う。その“捻れ”を見抜かないと、後々大きな損失を生む結果となる。
“みんなのため”と思ってやった“善意”を踏みにじる輩がいる限り、“大切な誰かの為に”と頑張った“成果”に感謝しないバカがいる限り、支援する者もされる側も“救われない”という矛盾が起きる。例えば“民族解放”を訴える組織があっても、その内部の“不届き者”のせいで、他の同胞までもが“悪人”呼ばわりされ、さらに差別が激化する訳であり、せっかく自分の信仰を理解してもらえても、その幹部が不正を行えば、結果として“カルト教団”呼ばわりされるのがオチである。本気で“仲間”として認めているのなら、結果や成績のみで批判する様な態度は慎むべきであり、仲間内の“落ちこぼれ”を罵ったり騙す様な卑怯な輩には、それなりの処罰を行なうべきである。“組織”というモンは、幹部の我欲や我侭を許さない代わりに、一番苦労してる底辺の者に対して気の利いた労いができてナンボである。そういうのがわからない様では、その組織はたとえ自分にとって“居心地”が良くても、将来を見越して離れる方が良い。たとえ、その判断が“裏目”に出たとしても…である。