迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

学歴社会の弊害は、高校を潰す?!

なんです、履修教科の単位不足で、高校を卒業できいないって?オイラみたいな“落ちこぼれ”から言わせれば“ザマーミロ!!”ですよ、こんな“笑い話”は。
大体、学校教育基本法に基づいて考えると、“義務教育”じゃない高校に行く必要性なんて、本来はないんですよ。中学卒業後、その上の“高等学習”については自主選択制であり、無理矢理高校へ進学したり、その上の大学まで行かなくても、社会の中で充分“高等技術”を学ぶ事なんてできるんですよ、ホントは。それでも“大学受験”をしたいと思うなら、今すぐ高校を退学して、大検(大学受験資格検定)を取るべきっすね。コレなら、受験に必要な学習だけに集中する事もできるし、失敗したってそのままフリーターでブラブラ出来るし、なんと言っても学校での“いじめ問題”も一気に片付きますよw

とまぁ、“笑えない”冗談はさておき、こういう問題の裏には、為政者自身の“精神年齢”が非常に気になるんですよ。つまり、“学校教育”を考える立場の人間が、未だに“学生”のままな人が多いって事。学生…というより、未だに“ガキ”なんですよね、バカみたいな話で。教育を“受けて”いるのは自分より“年下”の国民であり、ひいては“票田”を潤す未来の“有権者”です。そういう子供達に対し、自分達が受けた“学習要項”じゃダメだと思い込み、ああだこうだと“学校指導要項”をいじるモンだから教育現場も混乱し、子供達もまともな教育を受けれない、という弊害が発生する訳である。
創価教育形態”の学習要項は、受講生(子供達)に“生きる価値観”を自らの手で創造し構築するという文言が記載されている。つまり、教育現場は“自分の人生は自分の手で切り開く”事を教える場でないといけないと明言されている。現在の“教育”はどうだろう?社会で通用する“基準”が完全に“学校のネームバリュー”で支配され、“そこに入らなければ…”という概念が一般化し、そのプレッシャーは完全に子供達へ向けられ、その鬱憤は“自分より弱き者”へ向けられ、結果的に追い詰められた者は“殺人鬼”になるか“生け贄”になるかの二者択一となる。その結果が今日の“陰湿ないじめ問題”を浮き彫りにしていたり、“落ちこぼれ”の烙印を押した世間に対する“報復劇”といえる犯罪を頻発させている“遠因”なのである。
ある歌謡曲の歌詞に、こんなフレーズがある。
“豊かさ求めて、まっすぐに、真面目に生きてきたハズなのに…”
真の“豊かさ”とは何だろうか?本当に必要な“教育”とは何だろうか…、オイラなりに考えた結果は、“学歴やネームバリューに頼らない社会は、国家基盤は貧しくても、人間性は穏やかである。”という答えになった。
考えてみればわかるが、先住民族は世界観こそ狭いけど、それでも生きていけたのは、その“生存空間”を末永く保持する事が、結果として子孫末代まで繁栄をもたらす事を、生活の場で学んできたからである。もっと言えば、川を汚せば飲み水にも困り、山を焼けば家も造れなくなる等、実体験で学んできたからこそ“対処法”を練って子孫に伝えてきた訳であり、それがキチンと守られてきたからこそ今日まで生活できた訳である。それを破ったのが横暴な“入植者”であり、そのツケとして、世界的な地球温暖化や資源の枯渇を招いている訳である。
話が逸れたが、教育現場でも同じで、大学受験をメインターゲットにしてしまえば、必然的にそういう教育方針でしか学校も運営せざる得なくなるし、そうなるとその“ストレス”は結果として子供達の精神的な部分での発達を鈍らせ、結果として“自己防衛”手段としてのニート化が進む訳である。
“学習”というモノは、自分が興味を惹いた分野に対して、てって営為的に“知りたい”と要求するから成り立つモンであって、強制的に知識を詰め込んだとしても、活用できなければ実社会では役に立たない。よう昔の人は“読み・書き・計算ができたらエエ”と言ったモンだが、現在の私立大学の入試は、まさにそれを“具体化”した方法でしか試験を行っていない。(大概は、国語・数学・英語のみ!!)以前オイラが書いた通り、本来ならそういう学問は“社会科”だけで習得可能な分野であり、数値や実証をより専門的に行なう為に“理科”があり、フィールドワークを広げる基礎体力を養うのが“保健・体育”であり、作る楽しさや創意工夫を身につけるのが“家庭科・技術工作”の勉強である。こう考えると、逆に“3教科”だけで子供の“人生”を決定してしまう様な学校なんて、クズである。仮に、オイラが子供を持ったら、オイラはそういう勉強はさせない。むしろ、興味を惹いた分野に関しては、一緒に学んでいこうと思う。その方が子供だって楽しいし、オイラ自身も勉強になると思う。塾とか予備校なんかに行くより、親である自分が豊富な知識を持っていた方が、却って“教育費”が安上がりに仕上がる上に、その分精神的な豊かさも身に付くと思う。でも、現状は…オイラの場合、早いトコ良血な“種牡馬”を探すのがもっともな話の様でw