迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

My favorite announcer vol.24

さあ、今年最後の“My favorite announcer”です。今年のスタートがSUN-TV(谷口アナ)だったんで、ラストは同じ神戸の放送局(で、同じ神戸新聞社グループ)、このBlogではお馴染みのCRKラジオ関西(現在はOB)“ひねくれ岩ちゃん”こと岩崎和夫アナの話です。なにぶんオイラ自身の勤務の都合で、“ネタ切れ”寸前だったんで、ほかのアナウンサーのデータ収集が上手くいってないんです。(情けねぇ…|||orz)で、時間が押し迫ったんで、すぐに話をまとめられるアナを模索してたら…と、いう訳なんですよ、アナタ。
まぁ、彼に関していうと、若干征平タンに近いエピソードがあって、コレがなかなかユニークなんです。若干オイラの推測も入りますが“青春ラジメニア”を聞く時のネタにしてもらえれば幸いです。

実は、CRKに入社する前は三重県で中学教師(理科担当)だったそうで、教え子の中にはプロ野球選手だった方もいらっしゃるという、なかなか面白い経歴がある。そのせいか、彼の番組リスナーは、時間帯や内容もさることながら中高生が多い。また、元々落語好きでもあり、大学時代には某TV番組で何度も賞を取った経験がある。この事が後にアナになるきっかけとなっている。ただ、最初は素人ながら落語が上手くても、通常の話し方が固いせいもあったのか、根が真面目人間過ぎたのか、安定した生活を求め、教師の道を選んだらしい。しかし、どうしてもアナウンサーになりたいという夢を捨てきれず、一念発起してアナウンス学校に(仕事しながら)2年も通いつめ、CRKのアナに転職した。(で、同期が3歳年下の公也アナだから、ある意味遠回りしてる。)
彼が一躍有名になったのは、ご存知の通り“アニメ玉手箱”って番組なんだけど、元々この番組自体は“歌謡天国”という深夜の帯番組のひとつとして存在していた。で、この“歌謡天国”が消滅したあと、“アニメ玉手箱”は、そのまま番組として残り、後に進化したのが“青春ラジメニア”であるのは、ファンの方なら誰もがご存知だし、“我等ラジ関ジェネレーション”内でも説明した通りである。むしろ、現在の“アニたま.com”の原型こそが“アニメ玉手箱”であり、CRKが子供向け(と言うより、中高生向け)のラジオ番組を作る基礎となっているのはいうまでもない。(ま、その片棒を担いでたんが、“王様ラジオキッズ”のプロデューサーである吉田秀子アナなのは、いうまでもないw)
元々教師だったからこそ、中高生の心理的な危うさだって知ってた訳であり、そこをどうやってサポートしてやれるかを考えた末の結論が番組の姿勢やイベントで見せる態度であり、時としてキツい事をいう場面もかつてはあった。けど、それは時として自分の身体をボロボロにする様な苦しみでもあり、それ故に体調を崩して番組を休む事があった。特に阪神・淡路大震災以降その無理がたたり、何度も胃腸炎で番組を休んだり、復帰しても声が思う様に出ない日々が続いた。(ここんトコは、今のニャオキと同じかも…)また、一時期昼間の帯番組を担当させられたのが、相当精神的に疲れた様で、この事がきっかけで(はないかと思うが…)、CRKを退社した。
だけど彼は、どんなに声が嗄れようとも、“青春ラジメニア”を降板しようとは思っていない。むしろこの番組こそが、彼にとってのライフワークであり、年齢的に話題についてこれないのを嫌って、古いアニメだけでなく、最新のアニメにも情報を求めてるフシがある。それは時に、イベントでのコスプレ(?!)にも反映されている。

岩崎和夫アナ@去年の神戸まつり






オイラが中学生の時、すでに“アニヲタ”はいた訳だが、その事をいち早く気付いて、自らその輪に入ろうする努力には、当時ながら感心すると同時に、正直キモかった。でも、それを貫き通した事については、尊敬できる部分でもある。ま、還暦過ぎてもアニメファンの為にも、末永く現役でやっててもらいたいモンである。(明日は、じっくり聞いてやるか…。)