迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

馬だって時にはアスファルトを走りたいのさw

エラいニュースになってますなぁ、今日の阪神競馬場での出来事。事の発端は第4競走障害オープンのレース中、2頭の落馬事故発生。騎手が怪我をし、搬送のため救急車をコースに入れようとゲートを開けたら、そこから逃げちゃったらしい。で、県道中津浜線を北上してるトコを、たまたま阪神競馬場へ向かう途中の調教師と厩務員が“救援”に入り、係員と一緒になって競馬場から700m先の駐車場で捕まえたそうな。(ちなみに、事故った2人の騎手はいずれも重傷らしい…ォィォィ)
実は過去にも、競馬場から“馬が逃げちゃった”ケースはありまして、ここでは詳しく書きませんが、古くはシンザン皐月賞を勝った時にサッポロホマレ東京競馬場パドックから甲州街道を走ったとか、ファンが覚えてる範囲ではスーパーオトメ大井競馬場から首都高を逆走したなんてのがあります。いずれも大事には至らず、後日ある種の“都市伝説”と化してファンに語られるのです。

ちょっと雑学の範囲での話をひとつ。競走馬は道路交通法での取り扱い上は、自転車と同じ“軽車両”です。よって、騎手が騎乗したまま競馬場外へ走り出した場合、一般道での規制区域(軽車両の侵入を禁じてる高架道路等)を通過する事はできません。(当然ですが、高速道路も走れませんw)ただ、法律上は“乗り物”でもなにぶん動物ですから、交通事故に遭った場合は“器物破損”として処理されます。つまり、走行中に歩行者を蹴り飛ばしても“交通事故”として処理されず、むしろ保護責任者の責任が問われるだけです。(言い方を換えれば、ペットと同じ扱いです。)
まぁ、この“珍事”の原因はどうであれ、競走馬だってたまには見慣れた芝生やクッション砂より、人間サマと同じアスファルトを闊歩したかったのかもしれませんw