迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

駅のエスカレーターは“スライダー”じゃねぇ!!

今日の帰宅時の話。千日前線から南海への乗換移動中、近鉄難波駅改札(兼千日前線改札)前コンコース付近にある3台のエスカレーター部分で、小学生と思われるガキが滑り降りてきた。で、そのうち一人が勢い余って落下。危うく中央部分の上りエスカレーターに乗ろうとしていた爺さんに、正面衝突寸前だった。エスカレーターは落下の衝撃で緊急停止したため大事に至らなかったものの、後から降りてきたガキ共々、事の重大性が解らない様子。(しかも仲間の“ドジ”を笑う始末!!)で、見かねたオイラが『あぶねぇだろ!!』と一喝したら、ガキどもは小声で「へんなババァ…」と言いやがった(らしい)。

ま、最初は怪我も無いから見逃してやろうと思ったのだが、他にこの顛末を見ていたサラリーマン(中●家の弟に似てたw)とOLが、オイラの忠告を無視してヘラヘラしていたガキどもを見て、大声で説教し始めた訳である。もちろんオイラもその場に残り、ガキどもを睨みつけた。最初は“関係無いねw”と笑っていたガキどもだが、サラリーマンの権幕とオイラの怒号で一気に顔色が青くなっていったのが見えた。当然だ、一歩間違えれば“大惨事”になる状況が、帰宅のラッシュ時に起きた訳だから、状況が見てきた途端に弱腰になるわなぁ。しかもサラリーマンに胸倉掴まれた挙げ句に、駅長室へ“連行”するなんて言われたら、そらビビるわな。その後、他の乗客が近鉄の係員に報告してくれたらしく、事の次第を告げてオイラはガキどもを係員に引き渡して退散したが、今頃ガキどもは駅長室で反省文を書かされた上に、両親に説教を喰らってるだろうw
確かに、駅のエスカレーターでスライダーごっこしたい衝動は、オイラだってかつてはあった。だが、冷静に考えればわかるが、公園の滑り台と違って、駅を利用する通行人がいる訳だから、万が一他人にぶつかれば、相手も怪我をする二次被害が発生するのは目に見えてる。たとえ誰にもぶつからなかったとしても、滑落で頭や首の骨を折る様な事でもなれば、それだけでも“大惨事”である。まして、エスカレーターで髪の毛や服が巻き込まれる事故だって多々ある訳だから、そういうトコで遊ぶのは“バカの極み”である。“度胸試し”のつもりだろうが、こういうのは夏場の淀川河川敷や冬場の金剛山登山道でやってくれる方がナンボかマシである。
そういう説教をヘラヘラ笑って聞き流すんなら、どういう躾を受けたんだろうか?この事を言ってくれたサラリーマンには感謝したいし、オイラも恐縮します。とはいえ、オイラ以外にもこういうガキを“放っとけない”と思ってくれる大人がいてくれた事が、オイラとしては嬉しい。こういう“うるさいジジババ”は、本物の“オトナ”です、ハイw
教訓:ガキの遊び場を奪った大人の罪は重い。が、最低限の躾もできない親は、ガキ以下である。