迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

ホロ苦いね…今日の競馬は。

なんだか菫華の君の件で、こじつけた様に阪神競馬場に行ってきたんだが、やっぱホロ苦いっすね。なんていうか…競馬を観戦してるハズなのに、どこかで菫華の君がいるのではと探してしまう自分がいる…わかってても、認めたくないというか、ひょっとしてという期待を持ってしまうというか…。


ともかく、いつもの様に浮かれ気分になれないまま、スプリンターズSを見てたんだが、なんか馬券そのものが菫華の君からの“メッセージ”に感じて、思わず泣けた。(いや、ね。馬券もサインで菫華の君の名前で買ったんだが、肝心な部分を読み間違えて…w)


昼休みにターフビジョンで、菫華の君を偲ぶ特集をやってくれてたんだが、改めて見ると、いつの間にか関西の競馬シーンに欠かせない存在に成長してたんだなぁ…と痛感した。詳しい経歴や“武勇伝”に関しては12月分の“My favorite announcer”まで残しておくが、今までどんな顔なのか知らないファンも多かったから、あのはにかんだ表情の写真は、罪作りっすよ、マジでw


とにかく、競馬場から帰りたくなかった。もっと菫華の君と一緒にいたかった…そんな気分になったのは、今日の天気が何だかファンの気持ちと、菫華の君の気持ちが重なり合った様な雰囲気だったからだ。オイラもガラになく、最終レースで思わず「広瀬さん…」と叫んでいた。

こんなにホロ苦い競馬なんて、今まで経験した事は無かった。否、1回だけだ。それは14年前、マーティの“生前さん”が亡くなった翌日の有馬記念である。あの時と同じ感覚…でも違うのは、現役競馬実況アナの死と、普通のフリーアナウンサーの死の違いだ。

同じ職業なのに、オイラの感情が違う。それは、競馬実況アナは、競馬を愛する者にとって、一番身近な存在だからだ。だからこそ、余計に情が移るというか…感極まって泣けるのだ。

多分、ニャオキや薫兄が、ある日突然にいなくなったら、恐らくオイラは号泣すると思う…それっくらい大切な存在だ。だから(ニャオキはともかく)少しでも長く競馬場で元気な姿を見せてほしい。そう願うから、今回の件は余計に辛い。だから、突然“黙って”オイラ達の前から消えてほしくない。そんなのは、菫華の君だけにしてほしい…、そんな気分になった一日だった。