迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

エクウステーション 創刊号

競馬ファンの皆様、こんにちわ。本日より毎月、原則第二日曜日のこの時間に、競馬に関する情報をお伝えするコーナーとして、俺、シンが担当する“エクウステーション”をスタートします。言葉の語源は馬の学名である“エクウス”と、駅や集積所という意味の“ステーション”を掛け合わせた、迷馬さんらしいネーミングです。
さて、来年度の中央競馬開催日程と施行事項等が既に発表されています。そこで今月の話題は、競馬番組の改善事項について、少しだけ解説させていただきます。

今回の変更事項で話題になっているのが、ジャパンカップダートの開催競馬場が、東京から阪神に変更となった事でしょうか。確かに、芝のジャパンカップが東京で行なわれているからダートも東京でという発想で、しかも同日開催で行なう事で開設当時は話題になってましたが、日本人感覚で“土曜日に平場のG1”という感覚が馴染めなかった事と、世界の競馬…特にダートレースがメインであるアメリカで毎年行なわれているブリーダーズカップとの日程的な都合を考えると、ダート路線の外国馬が出走するには厳しすぎる条件が多かったと思われます。また、近年の番組表を見ていると、G1の殆どが東京競馬場で行なわれており、東西での格差が非常に開いてしまってる傾向にあります。特にダート路線は、関西よりも関東の方が開催が多く、いまいち盛り上がっていません。そこで、全体的なテコ入れとして、今回ジャパンカップダート阪神競馬場1800mで開催する様に変更となった訳です。また、来年は地方競馬の交流レースであるJBC(ジャパンブリーダーズカップ)が、兵庫の園田競馬場で開催される為、注目度は高まるものと期待されます。ただ、これはすべてにおいて言える事ですが、レース日程や施行事項を弄る事よりも、核となる“主役”が(中央・地方関係無く)出走しない限り、改善される事はないと思われます。賞金面とかではかなり優遇されてますが、根本的には“目玉”となる存在がいないと、せっかくの施行変更も無駄になってしまいます。
また、今回の変更に伴って、2歳戦のG1である阪神ジュベナイルフィリーズ朝日杯フューチュリティステークスは、各々一週間ずつ後ろにズレるカタチになります。そのため、例年阪神で行なわれているWSJSも、ポイント対象レースが若干変更がある様です。また、この時期は丁度世界中の競馬が、ビッグレース開催の隙間になる事を受け、エリザベス女王杯からジャパンカップダートまでの4週間を、“ジャパン・オータムインターナショナル”(秋期国際G1競走シリーズ)と銘打って世界展開を打ち出す方針との事です。
また、春秋の天皇賞は、国際競走への移行を進める一環として、来年よりせん馬(去勢した牡馬)の出走が認められる事になりました。現行の規定では血統的な保護の観点から、せん馬の出走は認められませんでしたが、この変更により、香港の長距離路線で活躍してる競走馬が出走しやすくなりました。また、メルボルンカップ勝馬は来年の天皇賞・春へ招待されます。今後は、更に海外G1との連携を深めていくとの事です。
という訳で、今月の競馬に関する話題はここまで。さて、これは私事ではありますが、このたび迷馬さんの下で、正式に厄介になる事になりました。俺自身は未だに、この状況に戸惑ってますが、今更戻る訳にもいきませんし、でも、何らかのカタチでこれからも競馬に関わっていたいので、今回、俺のコーナーを設けてくださったのです。迷馬さんにとっては、若干慣れない作業もあるかと思われますが、できる限りの範囲で情報収集や編集を行なってまいりたいと思ってます。今後とも、よろしくお願いします。