迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

冬の競馬は防寒対策で差が出る?!

今夜あたりから、グッと気温が下がるみたいな天気予報が出てます。体調管理の観点からも、寒さ対策は万全にしておきたいモンです。
で、ここからが本題。競馬もこの時期は、勝負事以上に“寒さ”との戦いが繰り広げられています。もちろん、騎手や厩務員、調教師は当然ながら、同じ様に殆ど野外での活動になりやすい競馬記者もまた然りで、特に冬場の報道用ゴンドラ席を陣取る放送局スタッフは、画面に(あるいはマイクの前に)映らない事をイイことに、アレやコレやの“防寒対策”を、地味にやってるんですわ、コレがw
TVの場合は、ガラス越しの特設スタジオ(ゴンドラ内に作った簡易的なモンだが…w)の照明が“暖房器具代わり”になるんで暖かいのだが、実況席は事実上“吹き晒し”である。(ラジオの放送席は、もっと悲惨だけど…w)だからこの時期、大概のゴンドラ席には、ハロゲンヒーターと電気毛布が散乱してる訳である。もちろん、他のスポーツ中継でもそうだが、電気毛布は一番重宝がられるアイテムで、放送席に座るアナ達は、上半身はスーツ姿でも、下半身はしっかりコレのお世話になってるのがオチであるw もちろん、使い捨てカイロという手段もあるんだが、休憩・待機中は暖房の効いた室内に閉じ篭っていられる(最近の競馬場は、報道用ゴンドラも冷暖房完備ですからw)競馬では、まず使う人はいない。(地方競馬だと、そういう“贅沢”すらできないから、必然的にカイロのお世話になる様だが…)

で、昔はというと…実況席には小型の練炭火鉢が置いてあって、コレで暖を取りながら実況する訳なんだが、なぜか本来の役目を忘れて、待機中に餅やスルメイカを焼いてみたり、なぜか酒を持ち込んで、その火鉢で燗酒作って飲んでた(!!)なんていう“武勇伝”も存在しておりますw (当然ながら、実況前から既に“出来上がってる”なんて事もしばしばw)また、足下を暖めたいからといって、股座付近に火鉢を置く人(?!)もいたらしく、せっかくのスーツが仕事を終える時には焦げ臭くなって、しかも臑に火傷を負ってた…なんて方もいたとかいないとかw そういえば、以前のネタで菫華の君が寒そうな実況をやってる映像を紹介したんだが、よく聞くと何度も“寒さ堪えて実況中w”と言いたげな息づかい(スーッとか言ってる音)がマイクに入ってる。こんな状況で仕事してる訳だから、まぁ…飲酒はともかく、暖かい飲み物片手に実況をしたくなるのも無理はない。
ま、報道陣はともかく、問題なのは減量を強いられている騎手の場合。ヘタに厚着をすれば負担斤量に影響が出るし、かといってサテン地やエアロフォームの勝負服一丁てのも酷である。では、どうやって防寒対策をしてるのかというと…実は、ジョッキーパンツの下にパンストを履いてるのである。理由か簡単で、斤量に引っかからないのと、軽いのに保温性抜群だからである。面白い話だが、トレセンの購買には、様々なパンストが用意されていて、それを騎手はカスタマイズ(大概男性なんで、“例のモノ”を出し入れしやすい様に股間を裂いている)して使ってる訳である。つまり、この時期はユタカだろうがデムーロだろうが、パンツの下はパンストを着けてる状態なのであるw(ま、最近では、ガーターベルト一体型のストッキングなんてのもあるんで、そういう加工をしなくても済むのがあるんだけどねw)