迷馬の隠れ家 はてな本館

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人命よりも“国家機密”の方が大切ですか?

千葉県・房総半島沖で起きた海上自衛隊のイージス護衛艦「あたご」とマグロはえ縄船「清徳丸」の衝突事故で、防衛省は20日、自民党の国防部会で、あたごが衝突12分前の19日午前3時55分に清徳丸を視認したと思われると報告した。同省がこれまで明らかにした時刻より10分も早かったことになる。
 あたごの見張り要員を含む当直乗員は午前4時に交代しており、第3管区海上保安本部(横浜)などは、引き継ぎが不十分だった疑いもあるとみて、乗員らから事情を聴いている。
 一方、あたごの損傷は艦首突端部が最も激しかったことも3管の調べで判明。損傷は艦首近くの両舷からも確認され、清徳丸に正面から乗り上げる形で衝突した疑いが強まった。
(by:時事通信)
昨日の早朝に起きた海自のイージス艦と地元漁船の衝突事故、どうも人命よりも海自のイージス艦の“裏事情”を隠す事に躍起になってる様な…。もちろん、憶測の域を出ませんが、海自の連中が現在の福田内閣…というより自・公連立の転覆を謀って、ワザと犠牲を出してる様な気がして仕方がありません。そんなに“国家機密”なんでモンが大事なんでしょうか?そんな“チンケなモン”のせいで、操業中の漁師や移動中のサラリーマン達の命を奪って良いのでしょうか?

今回の件で腹立たしいのは、加害者である海自が救命活動を行っていない事。比べるのは愚の骨頂かもしれないが、通常のクルマの人身事故でも、加害者は真っ先に警察に連絡する事と同時に、被害者の救護にあたるのが最低限の義務であり、それを行なわないから“轢き逃げ”となって罪が重くなる訳である。コレと同じで、明らかに立場が低い漁船が軍艦と衝突したら大破するのはわかりきってる訳であり、その後の処置がマズ過ぎる。コレでは自衛隊に不信感を募らせるだけであり、ますます憲法第9条を盾にした“プロ市民”に恫喝されまくりである。
況や、勤務の引き継ぎが不十分なんて、言語道断。海自の“仕事”をなんだと思ってるんでしょうか。コレじゃ、ハワイ沖で米海軍の潜水艦が、海洋実習船えひめ丸を沈没させた時と同じじゃないですか。任務中の不注意で、何の罪もない漁船が沈没されてたんじゃ、漁業関係者や船舶関係者が激怒して当然です。しかも、報道関係者に喋るなと被害者家族に口止めを要求するなんて、ますますバカげてます。
ただ、漁船側にも落ち度があるとすれば、事前に海自が演習や基地間移動で航行してるという情報を、事前に把握しておく必要性もあったのかも知れません。が、コレとて海自が“情報開示”を拒んだら、ひとたまりもありません。折角の漁場に軍艦が航行する状態では、漁ができないだけでなく、今回の様な事故が起きても当然です。もちろん、漁師は漁をやって生計を立てている訳ですから、仕事ができない状況では、それなりの“生活保障”だって必要となります。こんなのが頻発すれば、ますます若年層の“後継者”が減るだけで、日本の食文化が崩壊しかねません。
教訓:海の上では軍艦であっても、優先順位は厳守すべきです!!