迷馬の隠れ家 はてな本館

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やっぱりな…

中国製冷凍ギョーザ(餃子)中毒事件で、製造元の中国河北省石家荘の「天洋食品」が事件後に中国国内で回収したギョーザが流通し、このギョーザを食べた中国人が有機リン系殺虫剤メタミドホスによる中毒症状を起こして、重大な健康被害が出ていたことがわかった。関係筋が5日明らかにした。
 (中略)
 事件が起きたのは6月中旬。天洋食品が回収した冷凍ギョーザの一部を食べた中国人が中毒を起こし、重大な健康被害が出たという。被害者の人数や症状などは不明だが、千葉県などの事件と同様、ギョーザに含まれていたメタミドホスが原因と特定された。事件後、日本に輸出される前の商品は天洋食品が回収したことになっており、今回、中毒を引き起こした商品が流通した理由やその経路などはわからない。
 中国側の混入の可能性が強まったことで、中国の捜査当局は事故と故意による混入の両面で改めて捜査を急ぐ必要に迫られそうだ。
 冷凍ギョーザ中毒事件では、千葉、兵庫両県の3家族10人が昨年末から今年1月にかけ、天洋食品製造のギョーザで中毒症状になった。中国側は2月末、「原料、生産工程、輸送過程でメタミドホスが混入された状況は見つかっていない」との見方を表明。これに対し、警察庁は、メタミドホスの成分分析の結果、日本国内にはない不純物が検出されたことなどから、「日本で混入された可能性は極めて低い」との見解を示していた。(2008年8月6日 読売新聞)
覚えていらっしゃいますか?この冬に起きた“毒餃子”の話を。そうです、今頃になってまた出てきたんですねぇ。ま、先にスクープした読売新聞は、系列のNTVスタッフが新彊ウイグル自治区でのテロの取材中に、治安当局からボコ殴りされた“仕返し”ともいえるタイミングでこのネタを出した様だが、コレすら一部の中国人は、日本人のせいとして責任転換してるらしい。困ったちゃんですねw

どっちにしても、被害に遭ったのは事情も知らずに購入して食べた消費者であり、こういった事態を“対岸の火事”として聞き流した業者も“同犯”です。大体、日本で“毒入りだから…”といって返品された商品なのに、それを何も知らない中国の消費者に売り飛ばすって…どういう神経してるんでしょうか?
ともかく、コレではっきりしたのが、メーカーで製造中に“混入した”可能性が高いという事と、仮に日本で細工したとしても、本来なら廃棄処分してないといけない商品を横流ししたバカが、中国人の中にいたという事だ。つまり、闇商品を扱う連中にとって、おバカな消費者がどんな害を被ろうと、知ったこっちゃないからナンボでも悪事を働き、日中関係の冷え込みに乗じて政情不安を煽り、知らないうちに双方の国を転覆させようとしてるという事だ。
とはいえ、ココまで事が大きくなると、流石に“犯人”も真実を言い出しにくくなるのは確かで、ほとぼりが冷めるまで出てこれないと思いますよ。何分、この事件自身、中国だけならともかく、日本も“被害者”ですから、賠償責任だけでは済まされない状況です。