迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

地理と歴史は生涯学習の“基礎知識”ですw

私立の高校や大学を受験する時、必ずと言って良い程無視されるのが、社会科に関する知識。しかし、社会科こそが、生涯学習において様々な知識を仕入れる為の“基礎”として学ぶべき分野であり、特に社会に出ればその知識だけでもなんとかなるのが殆どである。と同時に、その基礎知識が不足してるから、コミュニケーションや意思表示ができないといった“社会通念の欠落”を招いてると、オイラは認識している。
例えば、自動車のナンバープレートに関していえば、本来ならば各都道府県の数だけで事足りる(例外なのは東京と北海道で、東京は人口の関係で、北海道は地理的な関係で分類されてた)とされていたモンだったのが、地域による人口の格差や登録台数の関係で、細分化していくうちに“ご当地ナンバー”なるモンができた訳で、中には県を跨いだ登録が可能なモンまである。(確か“富士山”ナンバーは、静岡県山梨県の富士山麓エリアで発給される。)

“My favorite announcer”シリーズでもそうだが、一人のアナウンサーの人生を通じて、所属していた放送局の性格や歴史が滲み出るモンであり、そこには更なる“人間関係”の縮図がある。当然だが、所属放送局の歴史を繙けば、必ず出て来るキーワードとしてアナの名前が出たら、そのアナ達はその時代の放送文化を支えてきた“重要人物”として捉えても良い訳であり、他局の歴史にも絡んでいるなら、それだけの影響力もあったとみなしていい。つまり、本当の意味で“歴史に名を残す”とは、良い意味でも悪い意味でも、世間に対してあるいは業界に対して影響を及ぼした証明であり、ファンでなくても存在感は心に響く。
当然だが、どんな些細な歴史でも、その本質を知りたいと思えば、必然的に歴史に触れる事になり、その知識を知れば知る程、様々な解釈を経て実情を捉えるきっかけとなる。言い方を変えれば、“やったモン勝ち”なのである。
だが、それを完全に保持できるかどうかは、継承者と伝承者の意見が合ってなければ無理で、しかも“歴史”といっても、時間軸を縦軸にして見たって意味がなく、その際には前後だけじゃなく左右の関係も影響する事を、頭の片隅に置いておかなければいけない。つまり、土地にも人物にも、それぞれが過ごした“歴史”があり、それを理解するには、自分が持ってる“固定概念”を取っ払った状態で学ばないと、ついていけない。故に、他の教科が良くても社会科…特に地理と歴史が理解できない様では、差別の根源や政治の腐敗等に気付く事などできない。それがわかってる企業や学校が減ったのも、結局は学歴だけで判断する様な教育になってしまった事が原因であり、いわゆる“名伯楽”がいないが為に“使えない”となるのである。つまり、“適材適所”に人員を振れないのは、そういった目利きができない…知識不足の勉強嫌いが、頭を使わずにやってるからである。(と、オイラは勝手に思ってるんだがw)