迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

迷走するアメリカの心情は…?

さっき、テレビの報道番組でアメリカの大統領選の話をやっていたんだが、マスコミは何も言わないので、オイラからハッキリと言わせてもらうが、要するにオバマ候補支持層にしても、マケイン候補支持層にしても、根本的には“オツムが弱い”事が原因で、国の行方が不安定だという事だ。この事に敏感な投資家がアメリカ企業の株や国債を売った事が、今回の金融不安を招いた訳で、この事にアメリカ国民自身が気付いていないから、どうしていいのかわからないのが現状なのである…と、オイラは推測する。

で、予備選でヒラリー=クリントン候補支持者がマケイン候補を支持する背景は、表向きこそ様々な言い分があるが、深層心理は単純。そう、そのほとんどが、オバマ候補が“黒人”である事を嫌ってるのである。また、マケイン候補を支持できない“理由”が、あまりにもキリスト教原理主義すぎて、いろんな意味で自由じゃないからである。つまり、白人でも性同一性障害を抱えてる者や強姦で望まない妊娠をやっている女性は、オバマ候補支持で、有色人種(黒人やアラブ系など)でも敬虔なキリスト教信者で経済や生活改善を訴える者は、マケイン候補支持となる。
しかし、結局はどっちに傾いても、それは“アメリカだけの問題”であって、グローバリゼーションが叫ばれて久しい現状では、国際的な広い視野に立って舵取りできる“思想”を根本にした政策を提示できなければ、この先アメリカは“暴走”する事になる…そう、更なる混乱が世界中を覆う事となりかねない。だから、富裕層は自分達に有利な条件を出す国を支持し、そこの通貨を買い叩くのであり、その矛先が金融機関に公的資金を投入して“体力回復”を図った日本の“円”だっただけである。(で、それに習ってイギリスやドイツなどがマネしてる訳でw)
ここに民主主義の“難しい問題”がある。確かに、“単一民族”ならこんなのは簡単に解決するんだろうが、様々な人種が入り交じってる以上、その個性や主張は、すべてを受け入れる事もできないし、拒否もできない。だからこそ“共通する意識”が必要であり、そのための教育こそが“道徳”でなくてはいけない。が、コレを拒んでるのが、日本だと日教組だったりする訳で、アメリカだとKKK(白人至上主義結社)だったりする。共産主義には、そういう問題はそれ以前に“揉み消される”ために、異議を唱えるだけで“抹殺”されるのがオチである。故に、“人間らしさ”が欠如し、それが原因で人間不信に陥る訳である。
白人にとっては、自分達以外の人種は“邪魔者”でしかないが、それは相手だって同じ。同じ目線で物事を見ると、結局人種や国籍など関係ない事がわかる。だが、肝心なトコでそういう概念は、なぜか忘れ去られてしまう。なぜなら、人間もまた“生き物”ですから生存競争で勝ち抜くには、自分よりも“弱い者”を倒さなければ生きていけないからである。だから、どうしても自分よりも“劣ってる”と思う者を攻めるのであって、その逆の立場になった時に逃げ回るのである。